トントカイモ、スナミ

情報通信の発達した現代では情報の安全性が、ますます重要な課題になっています。

 

タイトルの「トントカイモ、スナミ」は野菜の名前ではありません。これがわかる人はもしかすると1980年代にマイコン(今のパソコン)にはまっていた方かもしれません。(^^)　私の記憶に最も印象付けられている暗号の一つです。

 

暗号は文字を別の文字に置き換えて意味不明にする技術です。置き換えるための表が必要なのですが、上のタイトルは、パソコンのキーボードが置き換え表になっています。キーボードのキーには”かな”と”アルファベット”の両方が書いてあり、ト→S　ン→Y　カ→T　イ→E　モ→Ｍ　のように置き換えると、タイトルは

ＳＹＳＴＥＭ，ＲＵＮ　→　システム実行　となります。

 

へーえ、と思うような奇想天外な置き換えが解けにくい暗号を作ります。

 

今ではコンピュータの馬力を使って暗号化の技術も解読の技術も進歩しています。こういった技術に守られているんだなと、今回はちょっとコンピュータよりのお話をしました。では。