【セーブ・ザ・チルドレンよりご支援者の皆さまへ】

皆さま、こんにちは。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン海外事業部の松本です。
この度は「DEAN FUJIOKA絵本寄贈の旅#SavewithFamBam」を通して、多くの皆さまからあたたかいご支援をいただき誠にありがとうございます。

2021年8月13日、セーブ・ザ・チルドレンのモンゴル事務所スタッフが、絵本と知育玩具をドンドゴビ県の幼稚園に届けました。本日はその様子をご報告いたします。

ドンドゴビ県は、2021年3月にモンゴルで発生した砂嵐で、最も深刻な被害を受けました。この砂嵐により、同県では、子どもを含む9人が死亡し、93のゲルが倒壊、13万1,124頭の家畜が死にました。
 

 

 

セーブ・ザ・チルドレンでは、「DEAN FUJIOKA絵本寄贈の旅#SavewithFamBam」を通して寄贈いただいた絵本と知育玩具を、子どもたちの所属する幼稚園に届けるとともに、ゲルや衛生用品キットの配布、現金給付、子どものための心理的応急処置に関する情報提供を通じて、同県で被災者支援を行っています。

 

絵本と知育玩具を受け取った、ドンドゴビ県エルデネダライ村にある幼稚園の園長から、メッセージが届いております。

「私たちの幼稚園に在籍する2歳から5歳の子どもたちは700人います。ですが、園舎に通っているのはそのうち310人です。私たちは、遊牧世帯の子どもを含む、幼稚園に来ていない子どもたちに対して代替教育や絵本を届けることを通じて、就学前教育を受ける子どもを増やそうと常に努力しています。今回、絵本と玩具のセットを通じて私たちの仕事をご支援いただいたことに、感謝を申し上げます。皆さまのご多幸をお祈りいたします。私たちは、絵本や玩具をきれいに使って、たくさんの子どもたちに届けたいと思います。」

 

 

サクハンオボー村にある幼稚園の園長も、「絵本はとても大事です。子どもたちは本から情報や知識を得ます。絵本と玩具を届けてくださり、ありがとうございます」と感謝の意を伝えてくださいました。
 

 

私たちも、皆さまの思いがこうして形となり、幼稚園に届いていることを心よりうれしく思っております。

ディーン・フジオカさんを始め、すべてのご支援者の皆さまに改めまして、お礼申し上げます。

 

今後も、支援活動の進捗はこちらでご報告いたします。
引き続きご支援をよろしくお願いいたします。

 

セーブ・ザ・チルドレン