ドワーフサッカーの魅力って何？

　ドワーフサッカー南米選手権 in パラグアイへの挑戦に向けたクラウドファンディングに、温かいご支援・応援をいただき、心より感謝申し上げます。達成率は33％と順調とは言えない状況ですが、まだまだ諦めていません。後半、もっともっとドワーフサッカーの魅力、挑戦する選手たちの想いを届けられたらと思っています。

　さて、私たちがプレーしている「ドワーフサッカー」は、まだ日本では広く知られていない競技です。でも実際にこのスポーツに出会い、仲間とプレーする中で、私たちはサッカーというスポーツの多様性の可能性を強く実感しています。

　今回は、ドワーフサッカーという競技の魅力について、あらためて皆さんにお伝えしたいと思います。

1．普通のサッカーと何が違うの？

　体格的な特性に合わせて、ピッチの広さやゴールの大きさなどが調整されています。ただし、戦術・技術・チームワークの重要性はそのまま、むしろ接近戦やスピード感のある展開が多く、見応えがあります。体格のハンディキャップを工夫とチームプレーで乗り越える姿は、普通のサッカー以上に胸を打ちます。

2．ドワーフサッカーの魅力とは

　①　身体的特徴を「活かす」サッカー

• 身長の低さは制限ではなく、重心の低さによる機敏な動きや細かいステップが武器になります。

• 一般のスポーツでは不利になりやすい身体的特徴が、ここでは戦術的な強みになる場面も多々あります。

　② 「誰もがスポーツで輝ける場がある」ことを体現

• ドワーフサッカーは、単にプレーするだけの場ではありません。身長や体格に特徴のある選手たちが、ルールも環境も自分たちに合った形でフェアに競い合えるこの競技は、「誰もがスポーツで輝ける場がある」ことを実際に示しています。
  一般的なスポーツでは不利とされがちな特性が、ここでは個性として尊重され、力に変わります。

  偏見や制限ではなく、多様性を受け入れ、共にスポーツを楽しむ社会のあり方を示す、象徴的な存在です。

　③ 見ていて感動する・熱くなる

• 技術も本格的で、「普通のサッカーに劣らないどころか、むしろ心を揺さぶる熱さがある」と感じる人も多いです。
  身長が小さい人にはサッカーなんてできない、そんな偏見を打ち破るように、選手たちは自らの体格を生かし、プレーでその魅力を証明しています。
  体格に関係なく、ぶつかり合いやゴール前の攻防には迫力があり、情熱と覚悟が伝わってくるほどです。ドワーフサッカーは、見る人すべての心を打ちます。

3．南米から日本へ～この挑戦の意味～

　南米では、ドワーフサッカーの活動が日本よりも早く始まり、すでに各国で代表チームが組まれ、国際大会が行われるほどに発展しています。
　その南米の中心地ともいえるパラグアイで開催される「南米選手権」への参加は、私たちにとって技術や経験を深める絶好の機会であると同時に、日本国内におけるドワーフサッカーの認知と普及を大きく前進させるチャンスでもあります。

　そして何より、私たちの姿を通じて、同じように身長や体格に不安を抱える子どもたちに「サッカーができる」「夢を持っていいんだ」というメッセージを届けたいと願っています。

そのためにも、今回のクラウドファンディングはどうしても達成しなければならない挑戦です。
　このチャレンジを一人でも多くの方に知っていただき、応援・拡散の力をお貸しいただければ幸いです。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。