
支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 148人
- 募集終了日
- 2018年3月30日
二人の自己紹介:西山洸
みなさん、こんにちは。
これまで、ご協力いただいたみなさま、本当に有難うございます。
クラウドファンディングを実施してからというもの、私達自身を既にご存知の方々はもちろん、本ページを通じて初めて我々のことを知っていただいくことになった方々からご支援・応援をいただく機会も多くありました。
そうした方々に対して、もう少し私たち自身のことについて知っていただければ良いのではないか、と考えた結果、本日と明日の二回に渡り、西山と春日井についてもう少し詳しくみなさまに紹介させていただくことになりました。
まずはじめに、西山について幼少期から社会人時代までを簡単に振り返ってみたいと思います。
★出生について
神奈川県横須賀市というところに生まれ、大学を卒業するまで22年間暮らしていました。
ご存知のとおり、横須賀といえば米軍基地、国際色豊かな軍港都市です。私が小さい頃は街の中心に行けば「外国人」が溢れていて、英語が飛び交っているような環境が日常でした。そんな街で幼少期を過ごした私にとって、外国とはどことなく、「異質」でありつつも身近な存在。思えばこのころから、外国に対する興味は自分の中ではごく自然なものとしてあったのかもしれません。まさかこんな風に外交官となり、その後海外で事業を興すことになるとは想像だにしませんでしたが。
地元横須賀の風景。市民にとっては軍との関わりは日常的なものです。
また、小学生の頃は市内の野球チームに所属していたのですが、そこには所謂「在日」の友達がいました。彼は全く僕達「日本人」と同じように日本に生まれ、母国語を日本語としていましたが、名前は朝鮮半島系の名前でしたし、時折聞かせてくれる朝鮮半島での経験にまつわる話は、幼い僕達にとっては新鮮で不思議な世界に聞こえました。
とは言え、僕も含めた日本人の野球仲間たちは、彼のことを人として「別」だと意識することもなければ、祖国が違うことについてとやかく言うつもりも、問題視するつもりも毛頭ありませんでした。幼い私達にとっては、常日頃から一人の人間として関わっている、仲間として野球を楽しんでいる、という事実自体の影響がなによりなわけで、今思えばこの関係の構築こそが最も自然な「国際交流」だったのではないか、私自身の現在の理想につながっている原体験なのではないかなと思っています。第二次情報によるイメージや偏見を持ち合わせていない子どもの方が、もしかしたら純粋に国境を越えた人間関係を構築できるのかもしれません。
★中高~大学時代
中学受験を経て、鎌倉の栄光学園という中高一貫私立校に進学しました。
中学時代は、部活動のブラスバンドと、学外で柔道に精を出す一方で、学業は全くと言っていいほど手を付けておらず、、、一貫して学年最下位の座を、これまた怠け者の同級生と一緒に争っているような状況でした笑
そんな状況のまま、高校二年生くらいまで自堕落な生活を送っていた私ですが、ある時の経験を機に、自らの”生きる意味”についてよく考えるようになりました。ある時から私は、「自分が生きている」ということそれ自体の持つ意味がなんであるのか、どうして人間は生きているのかということについて毎日思考をめぐらせる、そんな毎日を送っていました。
結論、「自分のため」が「世の中のため」になったら一番幸せなのではないか、自分がやることが、世の中にポジティブな価値をもたらすことで自分がこの世の中に生まれてきた意味が証明されるのではないか、というものすごく青臭い考えを持つようになりました。そしてその「目的」を追求する手段として、いずれは日本や世界の金融当局で金融システムの構築と監督に携わりたい(※)と感じ、慶應義塾大学の経済学部に進学しました。
(※高校生当時はリーマンショックを契機とする世界的な金融危機の真っ只中で、自分は所謂ヘッジファンドや米国系の金融機関がもたらした(と言われる)混乱に対して、憤り、問題意識を感じていました。また個人的に金融分野に興味があったため学校の学業とは別に初歩的な金融の勉強に励んでいました。右写真は当時ものすごく影響を受けたNHKの番組です。)
慶應に入学した日
大学ではもちろん経済学・金融の勉強に励む一方で、国際的な活動に精を出していました。
幼少期の経験からか、「留学していみたい」という気持ちが強かったため、また、高校生時代からフランスの文化・教育システムに関心があったためです。大学の国際センター付属の学生機関に所属し、慶應義塾に留学に来ている学生の方々の支援活動を行っていました。
他方、そうした活動を続けているうちに、アジアへの興味がふつふつと盛り上がってきたことは、既に本文で申し上げたとおりです。また、大学二年生頃からは、「不戦共同体」としてのEUと、それとの比較としての東アジアの地域主義に関する学問領域に並々ならぬ関心と夢を感じはじめ、段々と経済・金融からそちらの領域へと労力を投入するようになりました。
その過程で大学4年次にはソウルにある日中韓三国協力事務局にインターン生として受け入れていただき、また、そこでの経験を通じて外交当局への想いが募り、帰国後に国家公務員試験を受ける決意をしました。その結果、幸いながら合格し、2014年4月に外務省に入省することになりました。
外務省入省の日、同期とともに。
★外務省時代とその後
外務省時代での経験と、現在にまで繋がる想いそのものについては、本文にても簡単にご紹介しているところです。
最も大事だと考えている学びは、「国家間関係、外交関係をいかにリアリスティックに捉えるべきか」という視点であったと思います。
外交の世界では、恐らく外から見える以上に、リアリスティックで、強かで、おぞましいやりとりが繰り広げられています。アクターとしての国民国家のせめぎあいの過程には、所謂「超国家的」な、「理想的」な話が垣間見えることはむしろまれで、それぞれのアクターが実直に国民・国家としての利益を追求し、それぞれがぶつかり合い、その結晶が一つ一つの言葉となり、文書となり、国家間の合意となります。私自身はそうした現状・システム自体は、国民国家の集合体としての世界を広く見渡したときに、最も有効かつ合理的なシステムなのではないかなと考えています。
そしてまた、一人の日本人として、国民の利益を考え追求する姿勢について、学ばせられる機会がままありました。
どれだけ理想を語ろうと、日本国民の利益にならないことは追求すべきでないし、持続可能性のある、未来志向の国家関係を築くためにはまさしくそうした国民国家オリエンテッドな考えが当たり前で忘れてはならないなものである、という技術的な理解はもちろんのこと、一人の”日本人”として、日本という土地に住む国民のためになることをしたい、という感覚的な部分でもそうです。そしてそうした考えは、これからも変わらないであろうし、世界を広く、深く見渡しつつも、そうした考えに基づいた行動とポジションをとることこそが、最も現実的かつ有効な方法だと信じています。
そうした考えを持つようになった一方で、アジアの中での日本国民という視点から日本一般を眺めた時、自らには外務省を飛び出てでもやるべきことがある、という考えを持った私は、退職することになりました。そうした想い、そしてそれからこれまでの経緯については、本文で詳しく述べさせていただいているところですので、ここでは省略させて下さい。
以上、西山自身の人生と思考について、幼少期からこれまでを簡単にご紹介させていただきましたが、ご支援・応援をいただくにあたってご参考いただけたのであれば幸甚です。
今後も引き続き、応援いただければ嬉しく思います。
西山
リターン
5,000円

お礼の言葉をお届けします
・西山と春日井からのお礼のメールをお届けします
- 申込数
- 32
- 在庫数
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- 2018年4月
10,000円

【開業祝い】西山・春日井にエールを送る!コース
・西山と春日井からのお礼のメール
・【事業の現状をご報告】メールマガジン(季節ごとに1回、1年間)
*特別なリターンは不要という方へ。いただいたご支援は、プロジェクトのため大切に使わせていただきます。
- 申込数
- 72
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