デザインを考える#02：“変化あるシームレス”なスペース

こんにちは。

EATLAB瀬尾です。

 

新しいプロジェクトを立ち上げるにあたって、わたしたちが大事にしてきたことの一つにあるデザイン。前回から３回に渡って、わたしたちがこのプロジェクトに込めたデザインの一コマをご紹介しています。

 

 

今回は、EATLAB全体のデザインについて。

内装設計は、東京などでも内装の仕事をしてきた小松の友人、ニンニコデザインの鵜川瞬也くんにサポートメンバーとして加わってもらいメンバーの希望を伝えながら図面を引いてもらいました。

 

 

とーっても広い箱の空間を活かすべく、間取りはパーテーションを入れない、シームレスなデザインに。

とはいえ、200平米近くもあるため、そのままだとただだだっ広くて間延びした空間になってしまいます。

そうならないためのメンバーのこだわりは３つ。

 

✔️印象は壁で決まる！？エリアで異なる壁

EATLABではエリアごとにテーマのあるスペースを設けています。用途に応じて様々な使い方ができるようシームレスな空間づくりを心がけてきましたが、あまりにも凡庸なのはつまらないので、壁の材質や色などを変えることでそれぞれ異なった印象に。

ギャラリーエリアはとーってもクロスを貼るのが大変だった真っ白な壁、キッチンは一見すると打ちっ放し？と騙されガチなコンクリート風の壁、ラウンジとワークスペースはOSB合板という素材でできています。

ワークスペースのもう一面には黒板塗料を塗って、面白い使い方ができないか模索中。

オープンしたら、ぜひ壁の違いも楽しみにしてくださいね。

 

✔️床で変化をつけて

壁に続いて、こだわったのは床。

全てが同じレベルの床も使いやすくて良いのですが、EATLABは土足で入れることもあり、全てが同じレベルだと土埃などもそのままキッチンの方まで入ってきてしまいます。

 

そのため、入り口から入って奥側にあるキッチンとワークスペースは床のレベルに変化をつけました。

それも一つ一つプラスチックパレットを敷いたり床板を打ち付けたりとメンバーの手作り。

ぜひ床の仕上がりもお楽しみに。

 

✔️大きなシンボルで視覚的な印象に残す

家とはサイズ感が全てにおいて違いすぎるため、これだけあれば十分でしょ、という常識がEATLABでは通用しません。

買うときは大きいなと思っていた椅子や机が、ここに運ばれてくるとあれ？サイズ間違った？と思うこともしばしば。

 

そんな空間のため、一般家庭ではちょっとケタ外れかもと思うような大きさのシンボルとなるような家具や建具が必要です。

 

そこでわたしたちが考えたのは５mのカウンターキッチンと、壁面いっぱいの本棚。この二つがEATLABのシンボルとなるよう、活用していきたいなと思っています。

 

とりわけキッチンにはこだわったのでキッチンについてはまた次回。

 

 

 

というわけで、クラウドファンディング期間も今日であとちょうど一週間となりました。

 

おかげさまで、キッチン設備を整えるために実施した100万円の目標金額は達成し、素敵なアイテムが少しずつ揃いつつあります。ありがとうございます。

現在ネクストゴールとして目指している200万円は、達成されたら今年の3月2日（土）に予定しているオープニングイベントを内輪のパーティではなく、私たちが考える持続可能な食文化の発展のために頑張っているメーカーさんなどをおよびした「クラフトフードマーケット」として開催する予定です。

 

そのためには、あと50万円程度のみなさんのご支援が必要です！

募集期間は1月31日の23時まで。

 

引き続きのご支援をよろしくお願いいたします！

 

 

 

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今週末の1月27日（日）は、リノベーション工事中のEATLABで振る舞いコーヒーを行います。

オープン前のこのスペースを見ることのできる唯一の機会です。

ぜひお立ち寄りください。