《淡路島ドクター弁当》刈って盛り上げた雑草のその下に......

皆さま、こんにちは。

そして、今までにご支援をいただいた皆さま、誠にありがとうございます。お陰様で、残すところあと10日ですが、達成率90％弱というところまできて、あともう少しです！

 

さて、「淡路島ドクター弁当」の農作物を育てるところから調理までを担当してくださる管理栄養士の厚美美枝さんへのインタビュー、第２回をお届けします。

 

》第１回「なぜ”元気な土”にこだわったお野菜のお弁当を作るのか。」はこちら

 

農薬も除草剤も使わず、農作物を育てる厚美さん。夏の暑さは少し和らいできたものの、この時期に手間暇をかけてお野菜のお世話をするのはさぞかし大変だろうと思います。しかし厚美さんは、お会いすると、いつもキラキラした笑顔で「育てるのが楽しい！」と仰られるのです。そこで、どういうところが一番楽しいか、お尋ねしてみました。

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「あのね、草刈りするでしょ。その草を、田んぼにいーっぱい盛り上げて積み重ねるんです。そうするとね、何日かしたら、草が枯れて、土と同化してきます。しばらくして、その草を退けたら……

 

ええ土になってるの！

 

外はこんな真夏で暑くてカラカラに乾燥してるのに、土はしっとり、適量の水分量が含まれていて。

 

それがね、楽しいんです。

 

草の下には雑草が生えないから天然の除草剤にもなるし、土に草の栄養が吸収されて、元気な土ができる。『これ、むっちゃいい野菜できるよね』って、既にいい予感がします。そう、実は雑草だけで土ができるんです。これなら誰でもできますよね。農薬や肥料もいらない。

 

そういえば、森も、枯葉が落ちて腐葉土になって、そこにいろんな虫や動物の命も混ざって栄養になって、同じ仕組みで土が作られていますよね。

 

さっきも草を盛り上げてきましたよ。今は、バターナッツのかぼちゃ、ささげ、プリンスメロンを植えていますけど、すごい元気！全部大きいし、どんどんできて豊作です。あと、新たにパプリカを植えました。淡路島ドクター弁当に、彩りをと思って！」

 

厚美さんの温かな手によって、こんなにウキウキと楽しそうに育てられた元気なお野菜の姿を、本日は皆様にお届けしたいと思います。