
支援総額
目標金額 2,500,000円
- 支援者
- 371人
- 募集終了日
- 2021年8月31日
【フェムシップドクターへのインタビュー】関口由紀先生

ー現場ではどんな活動を行い、どのように女性達をフォローされていたのでしょうか。
私が理事長を務める「医療法人 LEADING GIRLS 女性医療クリニックLUNA」は、横浜市の警察からダイレクトに被害者を受け入れる性被害ワンストップセンターになっています。
また、最近都会のクリニックでは、生活保護患者の診療をしないクリニックも増えていますが、当法人は生活保護の患者さんも受け入れています。患者数は月20名程度です。
さらに母子家庭の母親、一人暮らしの高齢女性なども通院しています。これらの患者さんに関しては、かかりつけ医として生活全般の相談に対応しています。患者数は月100名以上です。
ーコロナ禍ということで2020年度に限ってサポートした人数・症例がございましたらお教えください。
2020年の性被害者、DVというふうに限れば、私は4~5名ほど担当しました。当法人全体ではもっと患者数がいると思います。
ー今までサポートしてきた女性たちは、どんな背景の方が多くいらっしゃったのでしょうか。
サポートしてきた女性たちの事例を以下にいくつかお話します。
愛人のところに行っていた夫が、愛人の死亡で妻のところにもどってきて、妻にセックスを強要する。(70代)
以前の彼とは、性交痛はなかったが、結婚前提の現在の彼とセックスでは常に痛みがあり、苦痛である。(30代)
3年前から全身痛がある。一人暮らしをしたいが、踏み切れない。原因は、母の過干渉である可能性がある可能性が高い。(20代)
ー女性たちは、どのようにして先生方の元に相談に来るのでしょうか?
以下の情報を見られて相談にいらっしゃる方が多いです。
・原因不明の慢性骨盤痛や全身痛を診療しており当院のHPで標榜している。
・性機能障害外来やトランスジェンダー外来を院内に設置している。
・複数の医師で診察しており、問題の解決が難しい患者に関しては、理事長(私)が外来紹介になっている。
ー今まで先生が活動をしてきた中で、個々だとフォローでききれなかった課題でも、財団という形にしたことでフォローできる内容が増えたことなどがあればお教えください。
財団をつくる前から女性医師のネットワークがあり、行き詰った症例の相談は、ネットワーク内で行っていました。また、遠方の方の経過観察は、患者さんの住む地域の先生にお願いしています。
財団の意味は、情報提供だと思います。困っていても、情報がないために諦めている女性はたくさんいます。
また、医療ではなく、社会福祉で救われる方もいると考えています。社会福祉の充実のためには、政治的な関与が必要で、財団はその助けになると思います。
ー最後に、今回のクラウドファンディングへの思い、フェムシップドクターとしての思いをお教えください。
フェムシップドクターの中で唯一の女性泌尿器科医師である私は、女性サポートに関わる人々の注目や支援が、若年女性に向きがちな中で、常に熟年女性や高齢女性に対するサポートに注目しています。
女性の一生は長いです。若者から高齢者まで全ての女性が、生きがいをもって明るく前向きに生きていけるような社会を実現したいです。
リターン
3,000円
¥3,000のご支援
■ お礼状の送付
- 申込数
- 131
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
10,000円
¥10,000のご支援
■ お礼状の送付
■ 日本女性財団のホームページ上に1年間お名前記載(希望制)
- 申込数
- 169
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
3,000円
¥3,000のご支援
■ お礼状の送付
- 申込数
- 131
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
10,000円
¥10,000のご支援
■ お礼状の送付
■ 日本女性財団のホームページ上に1年間お名前記載(希望制)
- 申込数
- 169
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月

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