
支援総額
目標金額 2,500,000円
- 支援者
- 371人
- 募集終了日
- 2021年8月31日
【あと8日!あと391万円!】齋藤美貴先生へのインタビュー

ー現場ではどんな活動を行い、どのように女性達をフォローされていたのでしょうか。
産婦人科医としてずっとお産の現場にいるので、中高生の妊娠・出産、中にはレイプで東京や札幌に移動しての特別養子縁組などにも関わってきましたが、もちろん症例としてはそれほど多くはありません。
病院としてCAPチーム(児童虐待防止)を小児科医、ER看護師、助産師、MSW(医療ソーシャルワーカー)を中心に作っていますので、児童から発覚して母子を一緒に保護する必要に迫られるケースもありました。
MSW(医療ソーシャルワーカー)と一緒に乳児院、生活保護申請をして入院助産制度使用などという症例もあります。
弘前市医師会理事として弘前市要保護児童対策地域協議会委員を務めていますので、行政が問題を抱えている家庭としてみているケースや特定妊婦症例との関わりももちろんあります。
青森県では性暴力被害者支援センターと県、青森県警察、青森県産婦人科医会と4者協定を結んでいるので、青森県性暴力被害者支援実務者連絡会議にも参加しています。
青森県では検査キットを協力医療機関に配布し、警察に届出をしなくても県警で保管してくれることになっていますので、検査キットの講習会なども産婦人科医向けに開催していますし、警察から個別指導もしてもらっています。もちろんセカンドレイプにならないためのマニュアル作成なども行っています。
私自身は2004年から中学校・高校での性教育講演に出かけ、2015年からは青森県産婦人科校医となっています。
このような活動をしている産婦人科医です。基本はお産の現場にいます。
ー今までサポートしてきた女性たちは、どんな背景の方が多くいらっしゃったのでしょうか。
2010年9月~10月のことです。15歳での分娩が3例ありました。全て不登校、両親のいずれか(あるいは両方)が不在、中学3年の受験期の妊娠です。
高校生のレイプや兄からの妊娠症例などもありました。
また、仕事にアクセスできなくなるから携帯と車は手放せないという方もいました。車があるので生活保護は受けられません。しかし、青森でストーブも使用しない環境に赤ちゃんを連れては帰れません。
仕事がないパートナーを持つ方は、母子家庭などのように手当てをもらうことができません。夫のDVがあるにも関わらず、家庭を継続している家族もいます。
ー女性たちは、どのようにして先生方のもとに相談に来るのでしょうか?
性教育講演を聞いて来院してくれる方もいますが、私がしている事は個人のみで出来ているわけではなく、病院としての総合力があると思います。
できれば、より相談しやすいように、夕方の時間などに思春期外来など設けたいです。
ー最後に、今回のクラウドファンディングへの思い、フェムシップドクターとしての思いをお教えください。
全国的なつながりで経験や知識の交流ができること、そして実際に財源の確保も図りながら、緊急性のある女性が逃げ込める場所の確保、その支援者の確保、何が問題となっていて何が必要なのかを広く知らせ変えていく力となることを期待しています。
リターン
3,000円
¥3,000のご支援
■ お礼状の送付
- 申込数
- 131
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
10,000円
¥10,000のご支援
■ お礼状の送付
■ 日本女性財団のホームページ上に1年間お名前記載(希望制)
- 申込数
- 169
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
3,000円
¥3,000のご支援
■ お礼状の送付
- 申込数
- 131
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
10,000円
¥10,000のご支援
■ お礼状の送付
■ 日本女性財団のホームページ上に1年間お名前記載(希望制)
- 申込数
- 169
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月

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