
支援総額
目標金額 1,900,000円
- 支援者
- 101人
- 募集終了日
- 2019年9月30日
【残り1日】ネクストゴール設定の背景
こんにちは。プロジェクトも残り1日半となり、ネクストゴールまであと10万円強となりました。
ネクストゴールには「お手洗いの修繕」に必要な資金を設定しました。終了目前ですが、その背景についてお伝えしようと思います。
<SDGsとは>
最初に、SDGsという略称をご存知でしょうか。
(少々強引な)PPAPの替え歌を覚えている方もいらっしゃるかと思います。
2015年9月に国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」の略で、簡単に言えば、「2030年までに全世界で達成すべき国際目標」です。
17の目標・169のターゲットで構成され、「誰一人取り残さず」に達成する事を定めています。
※詳細は外務省ウェブサイトをご覧ください。
※ロゴは国連広報センターのウェブサイトでダウンロード可能です。

日本でも、自治体・企業・教育機関・NGO・NPOなど、官民一体・産学協同で目標達成に向けた取り組みが行われています。
さて、本プロジェクトの最初の目的は、「学校を修繕する事で、安全で、天候に左右されない、
安心かつ継続的な教育環境を確保する事」でした。

これは、SDG4「質の高い教育をみんなに」に該当します。

具体的には、
4.6
2030年までに、すべての若者および成人の大多数(男女ともに)が、読み書き能力および基本的計算能力を身に付けられるようにする。
4.a
子ども、障害、およびジェンダーに配慮した教育施設を構築・改良し、すべての人々に安全で非暴力的、包摂的、効果的な学習環境を提供できるようにする。
※国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンより引用
といったターゲットに通ずる事になります。
<教育を受けられない理由は校舎の老朽化だけではない>
しかし、世界の学校には、建物の老朽化以外にも様々な問題が山積しています。
例えば、テロや紛争で学校が攻撃されたり、学校が基地として占領されたりする事があります。子どもが兵士として戦争に駆り出される事も未だ起きています。
元少年兵、ミシェル・チクワニネ氏が当時の経験をスピーチした際の動画
(補足:WE Dayとは、フリー・ザ・チルドレン(現:WE Charity Foundation)が海外で開催していた、社会貢献活動を行った若者達を祝うライブイベントで、日本でも2020年3月20日初開催予定でしたが、コロナ禍第1波と重なったため、「チェンジメーカー・フェスⓇ」へ改名し、2021年から開催しています。)
戦争以外にも、貧困・病気・差別・偏見・早期結婚、出産・児童労働・戦争参加(子ども兵)・教員数、教育の質、物資(教材・文房具など)の不足・障がいのある子ども達への配慮(校舎のバリアフリー未整備、生徒によるいじめなど)・水道、トイレといった衛生インフラの整備不足など、様々な理由で学校に通えない子ども達が世界中に居ます。
過去にミンダナオ島の学校
(今回修繕する学校とは別の学校)へ
文房具などを支援した当時の様子
(画像中央は代表理事の中島)
詳細は「応援メッセージ第4回(前編)」をご覧ください。
その為、SDG4のみならず、SDGsを達成する為には、17全ての目標を連動・連関させる必要があるのです。
<トイレが無い事がどれだけ重大なのか>
私達は当たり前の様にお手洗いで用を足す事が出来ます。しかし、ミンダナオ島のみならず、家や学校などの建物にお手洗いがなく、何の仕切りも無い、近所の川や掘った穴で用を足さなければならない人が世界中に居ます。
不衛生な水やトイレの影響で、病気にかかり学校へ通えなくなるだけではなく、仕事が出来なくなったり、最悪の場合命を落としたりする事もあります。実際、下痢や腸チフスといった、水に関わる感染症で、毎年およそ30万人の子ども達が命を落としているといわれています。
他にも、
「人前で用を足すのは恥ずかしい」
「下品な事を言われたり、襲われたり、性的暴行を受けたりするのが怖い」
「月経に対応できない」
などの理由で、学校に通えなかったり、中退したりしてしまう女の子がたくさんいます。
以上の様に、お手洗いが無いという問題は、
・学校に通えず教育を受けられない
→仕事に就けない・適切な情報を得られない
・病気で仕事が出来ない
→貧困から抜け出せない
→経済発展も滞り、事態の打開が遅れる
といった、負のスパイラルを引き起こしています。
(参考・引用:認定NPO法人ウォーターエイドジャパン)
言い換えれば、学校にお手洗いを設置・整備する事が、教育だけでなく、貧困や経済問題など、他の問題の解決にも繋がるのです。
先述したSDGsにも、SDG6「安全な水とトイレを世界中に」という目標があり、学校にお手洗いを設置・整備する事で、以下の様なターゲットの達成にも繋がる事になります。

6.1
2030年までに、すべての人々の、安全で安価な飲料水の普遍的かつ平等なアクセスを達成する。
6.2
2030年までに、すべての人々の、適切かつ平等な下水施設・衛生施設へのアクセスを達成し、野外での排泄をなくす。女性および女子、ならびに脆弱な立場にある人々のニーズに特に注意を向ける。
6.3
2030年までに、汚染の減少、有害な化学物質や物質の投棄削減と最小限の排出、未処理の下水の割合半減、およびリサイクルと安全な再利用を世界全体で大幅に増加させることにより、水質を改善する。
6.b
水と衛生に関わる分野の管理向上への地域コミュニティの参加を支援・強化する。
※国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンより引用
<私達の想い>
8月14日、プロジェクト告知動画(プロジェクト概要ページにアップしている動画)の台本を用意する際、修繕対象の学校がどんな状況なのか、私達の言葉で説明する為、フリー・ザ・チルドレン・ジャパン理事の中島が本年2月のフィリピン出張時に撮影した、現地の画像・動画を全て見ました。

その際、あのお手洗いの画像が目に入りました。

画像の説明を聞き、今回のプロジェクトに、このトイレの修繕が含まれるのか確認した所、「屋根・壁・床・土台・柱といった”構造面”の修繕がメインで、トイレは含まれていない」事が分かりました。
それを聞いて、
「トイレが無いのは辛い、あんまりではないか」
「きれいな校舎でも、川や穴で用を足す状態が改善されなければ、
学校に通いたいなんて思えない」
「壁が崩れるかも…という怖い思いをしながら用を足すなんて私には無理」
といった意見が続々と挙がり、「このお手洗いも修繕したい!」という考えで一致しました。
しかし、当時は第一目標である190万円の達成に向けた、プロジェクト告知でみんな手一杯だった為、トイレ修繕の話は、理想論のままフェードアウト・来年度以降の支援事業へ先送りされようとしていました。
そこで、27日に第一目標達成後、ネクストゴールを設定する際に「お手洗いの修繕」を真っ先に提案したのです。
以上の通り、ネクストゴールの構想が、実は8月14日時点で存在していました。
一人でも多くの子ども達の笑顔と未来を守るためにも、私達も最後の最後まで全力を尽くします。
皆様のご支援・ご協力、最後まで宜しくお願いいたします。
リターン
1,000円

【学生限定】ミンダナオ島の子どものためにできることを。(税額控除対象)
■ FTCJユースチームからお礼のメールをお送りします。
■寄付領収書(希望者)
※本リターンは学生(及びそれに準ずる年齢の方)限定とします。
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
3,000円

*税額控除対象【お気持ちコース】
■ FTCJからのニュースレターをお送りします。
・FTCJユースチームからお礼のメールをお送りします。
・寄付領収書(希望者)
- 申込数
- 41
- 在庫数
- 制限なし
1,000円

【学生限定】ミンダナオ島の子どものためにできることを。(税額控除対象)
■ FTCJユースチームからお礼のメールをお送りします。
■寄付領収書(希望者)
※本リターンは学生(及びそれに準ずる年齢の方)限定とします。
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
3,000円

*税額控除対象【お気持ちコース】
■ FTCJからのニュースレターをお送りします。
・FTCJユースチームからお礼のメールをお送りします。
・寄付領収書(希望者)
- 申込数
- 41
- 在庫数
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