
支援総額
2,710,000円
目標金額 2,500,000円
- 支援者
- 72人
- 募集終了日
- 2025年4月10日
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2025年04月10日 16:50
【編集長のwithがん日記・クラウドファンディング】ありがとうございます。目標金額達成いたしました!

3月3日にスタートした、ふじさわびと前編集長 大野木加代子の遺したブログ「編集長のwithがん日記」クラウドファンディング。みなさまのご支援のおかげで無事、目標金額を突破いたしました。ありがとうございました。心より感謝申し上げます。
ALL or Nothing方式のクラウドファンディングでしたので、クラファン不成立の場合は入金がないシステムです。そのため、目標金額に到達するまで、ご支援いただいた方のお名前などの情報を得ることができませんでした。ニックネームで表示名をご登録いただいた方も多数おられたため、目標額に達し、ようやく「あ、あのお名前はあの方だったのか!」など驚き、感慨深く思っております。改めてありがとうございました。
4月10日の夜11時までクラファンは続いていますので、いいね!シェアの応援、ご支援宜しくお願い致します。
さて、「編集長のwithがん日記」はいまだに多くの方にご訪問いただいているブログです。
最も読まれているのは、第8回目の「いよいよ、悪名高き抗がん剤はじまる」:https://www.fujisawabito.net/report/229 。更新日は2023年4月23日、ほぼ2年前の記事です。
その中で大野木は次のように書いています。
化学療法として、抗がん剤治療が始まった。
シスプラチンとゲムシタピン(ジェムザール)の2剤が点滴で投与されることになった。
初回は、最初の入院中に投与された。
2回目からは、朝一に血液検査をして、先生の診断を受け、化学療法室で投与される。化学療法室は、広い広い部屋にベッドがズラリと並んだ野戦病院のようだった。正味約4時間の点滴が続いた。
誰もが思い描く抗がん剤のイメージは猛烈に吐く辛いものと映画やテレビで刷り込まれているかもしれない。
が、進歩した吐き気どめなどが用意されていたお陰か、私は、今日まで一度も吐くことはなかった。
が、気持ち悪さ、味覚障害、痺れなどは、回を重ねるごとに強くなっていった。
この記事を見つけた方はおそらく、抗がん剤治療について知りたくて、ここにたどり着かれたのではないかなと思います。胆管がんに用いられる抗がん剤は大野木の治療当時、4種類しかありませんでした。しかも耐性ができるとその抗がん剤は使えなくなります。手術して病巣を切除することがかなわないステージⅣの段階では、化学療法しか治療方法がないため、その4種類がどのように効くのかどうかは最も関心を持たれるところなのです。
私のがん入院騒動は巷に広がり?、心配してくださった心優しき方々から沢山のお守りが届いた。
「がん」という病気は、神仏に祈らねばならないほどみんなを心配させる病気なんだなとしみじみと思った。
祈ってくださった皆様、本当にありがとうございます。お陰で、余命宣告日時を超えて生きています。

たくさんのお守りとともに締めくくられたブログには、希望の香りがします。実際に大野木はこのお守りの束をいつも持っていて、胆管のあたりをさすったりしていたのです。
また、大野木がイベントなどを欠席がちになり、私が理由を説明しなくてはならない時がありました。ある方は、理由を聞いたその足で江島神社に登っていってくださって、桐の箱に入ったお守りを大野木に届けられました。そういった皆様の気持ちが支えとなり、二度の余命宣告を越えて、病気の診断から2年を生き抜いたのだと思います。
今日も私たちは取材や打ち合わせで、藤沢で活躍するいろいろな方にお会いします。その活動の中で大野木の思い出に再会したり、大野木のことを思い出して声をかけてくださる方に出会ったりします。

大野木は喜怒哀楽がはっきりしていて正義感が強く、間違ったことに対しては真っ向から抗議し、戦うことも辞さない人でした。表裏のない性格で、見事な黒髪をなびかせ、かっこいい車で現場に急行、始終バタバタしていた割には、生活感が少なく、一緒に仕事をしている間は毎日がジェットコースターのよう。本当に亡くなる直前まで、前を向いて仕事をした人でした。漢字で表すと「颯」という字が似合うような人でした。
そういう風に情熱的に、しかし現実を受け入れて生きた人の軌跡を書籍にすることがかない、感慨深いものがあります。
さて、この先私たちには制作が待ち受けています。発刊は8月予定です。どんな仕上がりになるのか、「ふじさわびと」にとってこの夏もやはり暑い夏になりそうです。

ALL or Nothing方式のクラウドファンディングでしたので、クラファン不成立の場合は入金がないシステムです。そのため、目標金額に到達するまで、ご支援いただいた方のお名前などの情報を得ることができませんでした。ニックネームで表示名をご登録いただいた方も多数おられたため、目標額に達し、ようやく「あ、あのお名前はあの方だったのか!」など驚き、感慨深く思っております。改めてありがとうございました。
4月10日の夜11時までクラファンは続いていますので、いいね!シェアの応援、ご支援宜しくお願い致します。
さて、「編集長のwithがん日記」はいまだに多くの方にご訪問いただいているブログです。
最も読まれているのは、第8回目の「いよいよ、悪名高き抗がん剤はじまる」:https://www.fujisawabito.net/report/229 。更新日は2023年4月23日、ほぼ2年前の記事です。
その中で大野木は次のように書いています。
化学療法として、抗がん剤治療が始まった。
シスプラチンとゲムシタピン(ジェムザール)の2剤が点滴で投与されることになった。
初回は、最初の入院中に投与された。
2回目からは、朝一に血液検査をして、先生の診断を受け、化学療法室で投与される。化学療法室は、広い広い部屋にベッドがズラリと並んだ野戦病院のようだった。正味約4時間の点滴が続いた。
誰もが思い描く抗がん剤のイメージは猛烈に吐く辛いものと映画やテレビで刷り込まれているかもしれない。
が、進歩した吐き気どめなどが用意されていたお陰か、私は、今日まで一度も吐くことはなかった。
が、気持ち悪さ、味覚障害、痺れなどは、回を重ねるごとに強くなっていった。
この記事を見つけた方はおそらく、抗がん剤治療について知りたくて、ここにたどり着かれたのではないかなと思います。胆管がんに用いられる抗がん剤は大野木の治療当時、4種類しかありませんでした。しかも耐性ができるとその抗がん剤は使えなくなります。手術して病巣を切除することがかなわないステージⅣの段階では、化学療法しか治療方法がないため、その4種類がどのように効くのかどうかは最も関心を持たれるところなのです。
私のがん入院騒動は巷に広がり?、心配してくださった心優しき方々から沢山のお守りが届いた。
「がん」という病気は、神仏に祈らねばならないほどみんなを心配させる病気なんだなとしみじみと思った。
祈ってくださった皆様、本当にありがとうございます。お陰で、余命宣告日時を超えて生きています。

たくさんのお守りとともに締めくくられたブログには、希望の香りがします。実際に大野木はこのお守りの束をいつも持っていて、胆管のあたりをさすったりしていたのです。
また、大野木がイベントなどを欠席がちになり、私が理由を説明しなくてはならない時がありました。ある方は、理由を聞いたその足で江島神社に登っていってくださって、桐の箱に入ったお守りを大野木に届けられました。そういった皆様の気持ちが支えとなり、二度の余命宣告を越えて、病気の診断から2年を生き抜いたのだと思います。
今日も私たちは取材や打ち合わせで、藤沢で活躍するいろいろな方にお会いします。その活動の中で大野木の思い出に再会したり、大野木のことを思い出して声をかけてくださる方に出会ったりします。

大野木は喜怒哀楽がはっきりしていて正義感が強く、間違ったことに対しては真っ向から抗議し、戦うことも辞さない人でした。表裏のない性格で、見事な黒髪をなびかせ、かっこいい車で現場に急行、始終バタバタしていた割には、生活感が少なく、一緒に仕事をしている間は毎日がジェットコースターのよう。本当に亡くなる直前まで、前を向いて仕事をした人でした。漢字で表すと「颯」という字が似合うような人でした。
そういう風に情熱的に、しかし現実を受け入れて生きた人の軌跡を書籍にすることがかない、感慨深いものがあります。
さて、この先私たちには制作が待ち受けています。発刊は8月予定です。どんな仕上がりになるのか、「ふじさわびと」にとってこの夏もやはり暑い夏になりそうです。

リターン
3,000円+システム利用料

応援コース3000円(弊社HPにお名前を掲載)
弊社HPにお名前を掲載させていただきます。ローマ字20文字までで、イニシャルも可能です。
※掲載する弊社HPのURL:https://www.fujisawabito.net/
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年8月
3,000円+システム利用料
応援コース3000円
お礼のメールをお送りします。
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年8月
3,000円+システム利用料

応援コース3000円(弊社HPにお名前を掲載)
弊社HPにお名前を掲載させていただきます。ローマ字20文字までで、イニシャルも可能です。
※掲載する弊社HPのURL:https://www.fujisawabito.net/
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年8月
3,000円+システム利用料
応援コース3000円
お礼のメールをお送りします。
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年8月
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