「ケニアで温泉宿♨開業物語」　第4回

 

ケニアの北部に位置するボゴリア湖は熱い間欠泉があらゆる場所から噴き出ている温泉マニアの自分にとっては天国のような場所♪そしてここは温泉だけではなくフラミンゴの宝庫でもあるのです。

 

湖畔にテントを張ってキャンプしながら滞在しました。

 

 

初日の夜は人間としてはおそらく自分らだけが湖に居たと思われ、、、少々の怖さを拭えないなか、ギャーと甲高い音で鳴くフラミンゴの声を聞きながら、何百年も同じように続いていると思われる幻想的な湖畔の夜を過ごします。

 

 

 

翌朝起きてみると、

湖を前にフラミンゴがいる場所の上から、火山性と思われる白い湯気が上がっているのが見えます。地図を見る限りその場所は国立公園の外であり、私有地のようです。

 

 

あそこの土地を購入して温泉を掘って、この湖が見下ろせる露天風呂を作れば、温泉に入りながらのフラミンゴ鑑賞が実現するではないですか！フラミンゴ風呂！

 

岸からいくつも温泉が湧いている場所なども多数訪問しました。

 

 

あとはどのように温泉がある土地で購入可能なものを探していくかです。

ゲストハウスに滞在しながら聞きこみの開始です。

 

 

湖の周りの土地を車で見て回ります。不動産屋の紹介、床屋の知り合い、飯屋で聞いた場所、、、、などなど、

 

しかし、、、それにしても暑い。。。

 

このあたりは首都ナイロビ近郊のように高地ではなく予想はしていたにしてもかなりの暑さ。ゲストハウスの天井の扇風機を全開にしながらではないと眠れない熱帯夜を数日過ごした後、ふと気がつきます。

 

「この灼熱の気候の中、誰が熱い温泉にはいりたがるだろうか？」

 

 

温泉は最高なものの、、、気候が常夏。うーむ悩ましい。。。。

 

作戦変更です。

 

今度はナイロビ近郊のリフトバレー州と呼ばれる高地エリアに的を絞って火山帯の付近を見て回ることにしました。

 

 

～　続く　～