「芸備線カフェ」創設へ～芸備線・木次線の今後を語り合う場として～団体列車あるいは文字通りカフェ等で

今回のクラウドファンディングは、先日お伝えした通り、8月8日で目標の200万円に達し、その後、ネクストゴールとしてご支援の目標金額を300万円に増額させていただきました。（プロジェクト本文に追記として詳しく書き込ませていただいています）

ネクストゴールでいただくご支援金は、備後落合駅の転車台保存に向けた調査やトイレの改修など関連施設整備に向けた費用の一部に加え、シンポジウムや「呑み鉄鈍行ちどり足」号の取り組みを今後に繋いでいく企画となる「芸備線カフェ」を創設する資金として活用させていただきます。

今回、シンポジウムの会場となる庄原市のショッピングセンター「ジョイフルながえ」では、写真展に合わせて、沿線各駅で地域の皆さんが取り組む活動報告も展示します。「芸備線カフェ」は、ご報告をいただく、芸備線のために、列車で来ていただく乗客の皆さんのためにと活動されている沿線の皆さんに加え、芸備線を盛り上げようと様々な活動を展開する関連団体の皆さん、さらには芸備線の活性化に参画したい方々にも呼び掛けて、芸備線のこれからを議論できる場として設置します。会場は、「吞み鉄鈍行ちどり足」号の後継として時には団体貸し切り列車で、時には集会施設や文字通り沿線のカフェ等で、と考えています。

JR西日本が、改正地域公共交通活性化再生法に基づいて国に要請すると表明した「再構築協議会」の設置がどうなるかは今の段階では不明ですが、芸備線が厳しい状況にあることに変わりはありません。「芸備線カフェ」は、今後の活かし方について、今回のシンポジウムで出た議論をもとに、市民の立場で様々な角度から意見を出し合う場にしたいと思います。そして、その場で出た意見は、関係自治体やJR西日本に対して問いかけていき、一緒に考えていくきっかけとしたいと考えています。

このクラウドファンディングは残り2週間余りとなりました。目標300万円のネクストゴールに向け、さらに皆さまのご支援、ご協力をいただけますよう、よろしくお願いいたします。