
支援総額
目標金額 500,000円
- 支援者
- 92人
- 募集終了日
- 2018年3月20日
【!!残り2週間!!】副代表くるみの想いを語ります!
こんにちは!ジェンダーイコール副代表理事 篠原くるみです。
本職はソフトウェア開発会社に勤務しているエンジニアです。子供は7歳3歳1歳の3姉妹。普段は、夫と朝担当・夜担当をそれぞれ半々にするという取り決めをして家事や育児を分担しています(なかなか完全に半々にはならないのですが…)。
ご挨拶が大変遅くなってしまいました。
今回は、わたし個人の経歴と、なぜジェンダーギャップの実情に疑問を持ち、ジェンダーイコールの活動を始めたかのお話をさせていただこうと思います。
■ 学生時代のわたし
わたしは学生時代が長く、26歳で大手メーカーに技術職として就職しました。
経歴はいわゆる「リケジョ」で、大学や大学院時代も夜な夜な実験したり論文を書いたり友人と飲んだり。男性がたくさんいる、むしろ女子は自分一人という状況は、特に何を感じるまでもなく普通のことでした。
大学時代より前のことを思い出しても、男子だから女子だからと意識したことはなかったと思います。運動能力が違うのは生物的なつくりが違うからで、スポーツは別々にするもの。勉強は男も女も関係ない。世の中では数学や理科は男の子の方ができるといわれているけど、そんなことは個人差だし少なくとも自分には関係ない。
「ジェンダーギャップ」なんて言葉は、自分の世界にはなかったのです。
■ モヤモヤ時代のわたし
就職してちょうど2年後の4月、第一子を出産しました。
さらに1年後の4月、保育園が決まって復帰するとなったとき、送り迎えは半々で、と話すと夫は「男性がお迎えに行くのは難しいから、時短取って(毎日)迎えに行ってよ」。
今思えばひとつも納得できない返答なのですが..
今でも後悔しているのですが、その時全く話し合おうとすらせずに、「そうかぁ。。そうだよね。」と受け入れてしまったのです。当時は「ワンオペ育児」というワードはありませんでしたが、夕方以降は毎日ワンオペでした。
一方、仕事でも、当時はそのワードは知りませんでしたが完全に「マミートラック」状態だったと自分では思っています。
子供が熱を出して保育園から呼び出されたとき、電話連絡した夫に「(迎えに行くのは)無理だよ」と言われ、上司に「ぜんぜん無理しないで帰っていいよ」と言われて(優しさ・配慮なのはわかっているけど!)、わたしが働く意味ってなんなんだろうと悔しくて泣きながら自転車を漕いで帰ったことを今でも覚えています。
その頃は、そんなモヤモヤを共有できる仲間もいなかったし、どんなにその状況に納得していなかったかを自分自身が全く理解できていなくて、どうしようもなくて本当に辛かった。
「子供がいるんだし仕事はそこそこでいいんじゃない」
「ダンナに仕事頑張ってもらって出世してもらえばいいじゃん」
そんなふうに誰かから言われている気がして、本当は自分だってもっとちゃんとキャリアアップしたいと思っていたはずなのに、それを交渉することも主張することもできませんでした。
■ 動き出してからのわたし
きっかけはなんだったか覚えていないけど、それでも硬直した状況を変えないとマズイと考えたのだと思います。
まず、時短勤務をやめました。
めちゃくちゃ早起きするようになりました。
自分に足りないのは周囲と交渉するための知識だと考え、本や新聞を読むことを始めました。
夫や上司に「キャリアアップを目指している」と言葉で伝えました。
周囲の男性エンジニアとの差別化を図るため、独学でプログラミングの勉強を始めました。
そうやってもがくうちに会社での評価が上がるにつれて、夫の意識が変わってきたように感じます(わたしがしつこすぎたからかもしれないですが)。第二子が延長保育に入れる1歳になったタイミングで、ついに念願だった送り迎えは半々で、という交渉を成立させました(4年以上かかった…!)。
お迎えの当番ではない日は、残業をしたり本を読んだり資格の勉強をしたりセミナーやハッカソンに参加したり、それまでとは比べ物にならないくらいいろんなことができるようになり、自分の世界がどんどん広がっていくのを感じました。
そして長女の保育園最後の年に、想いを共有できるメンバーと出会うことができ、ジェンダーイコールを立ち上げました。
その後、ある意味生存戦略のために始めたプログラミングを使える仕事をしたいと考えるようになり、昨年およそ9年半務めたメーカーを退職し、ソフトウェアエンジニアとしてのキャリアをスタートしました。ジェンダーイコールの活動も本格化してきた今、やりたいことを実現する土壌を少しずつ耕している最中だなと感じています。
■ ジェンダーギャップをなくしたい!!
わたしは、「子供を持ったこと」ではじめてジェンダーギャップという巨大な敵の存在に気がつきました。この敵が押し付けてくる固定観念のいちばん怖いところは、周りの人や社会全体から押し付けられることではなく、自分の心の奥深くに棲みついているということです。
ジェンダー固定観念の存在を意識して受け止め、「自分はそうは思わない、それはおかしいと思う」とはっきりと言語化するのに、何年かの時間がかかりました。
こうして経験を思い起してみると、夫や親には「わたしは子供がいてもしっかり仕事を頑張りたいしキャリアアップしたい、そのためには家事や育児は女性のものではなく家庭全体で担っていく必要があると考えている」、そして会社の人には「自分の出せる能力をしっかり仕事に投入します、だから手加減しないで任せてください」、と言葉と行動でハッキリ示さない限り、伝わっていなかったのだと思います。
おそらく、本人が何の主張もしなければ、特に子供のいる女性は家のことを自らすすんでやりたがっているものだとされてしまうケースが多いのではないでしょうか?
それは、自分の夫がとか親がとか義実家がとか、ウチの会社の上司がとかそんなミクロな世界の話ではなくて、誰の心の中にもある固定観念というやつなのです。
だから、いまの日本のようにジェンダーギャップに開きのある社会では、女性は「自分」がどうしたいかを自ら認識したうえで、こうしたい、こうなりたいとハッキリ伝えてしっかり交渉しない限り、いつのまにか家のことや子供のことは自動的に自分の肩にのしかかってきてしまう。
家事や育児の大半を担ってしまうと、必然的に仕事に回せる時間が減り、収入を上げていくことが難しくなります。そしてどんどんどんどんパートナーとの経済的格差が広がり、交渉力を失ってしまうのです。
もし昔のわたしのように、モヤモヤを伝える相手がいなくて、どうしたらいいかわからなくて苦しんでいる人がいるなら。
本当はキャリアアップを目指したいのに、家族のためにそうしちゃいけないと思ってしまっている人がいるなら。
「男は仕事、女は家庭」っておかしい。でも、実際のところそうなってしまっている状況にほんの少しでも納得できていない人がいるなら。
わたしたちと一緒にジェンダーギャップをなくすために動き出しませんか?
これから社会に出る若い女子や子供たちに、自分と同じ思いをさせたくない。そのために、いまわたしたちひとりひとりが動き出す必要があるのです。
リターン
1,000円

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- 2018年6月
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