目標達成のお礼と目標を超えて集まった資金使途について

4月20日10:00に、クラウドファンディング「新型コロナ：命を守るフルフェイスシールドをいち早く医療現場へ」プロジェクトが開始して、約30時間が経過しました。すでに当初の目標として設定していた500万円を大きく超え、654名もの方々より10,014,000円ものご寄付をいただいております。（2020年4月21日16:30時点）

 

短期間でこれだけの多くのご支援と応援のお言葉をいただいていることに、非常に感激しております。改めて深く感謝いたします。心よりありがとうございます。

 

当初目標の500万円を達成できたので、まずは計画通り、約10万個のフレームの量産および医療機関への無償配布へ向け、急ぎ準備を進めてまいります。
 

また、500万円を超えていただいておりますご支援分については、今回の緊急プロジェクトをさらに加速・充実させるべく、【①金型の追加製作】を行って【②より多くの数のフレーム生産】を行いたいと考えています。また、すでに製作が確定している約10万個のフレームを含め、量産されたフレームを【③より迅速に医療機関へ配送】するための梱包、配送手数料等の拡充にあてる予定です。

 

嬉しいことに、思いもよらぬ早い達成のため、現在、関係各所と緊急的に会議を行うなど密に連携し、ロジスティクスの企画・設計を行った上で、必要であれば新たな製作工場の確保や見積もりを含め、具体的な計画を立案中です。

 

明確に決まりましたら、追って「新着情報」にてご報告させていただきます。当初の目標を達成し、約10万個の量産は可能になりましたが、医療現場ではまだまだ数が足りません！新型コロナウイルスとの闘いは、想像以上に長期戦になるかもしれません。我々は「フェイスシールドをはじめとする個人防護具は、余分にあったからといって困るものでは決してない」ということを学んだのです。

 

今後も引き続き、多くのご支援をいただくことで、誰かの命を救うことに繋がるかもしれない一一。そう考え、本プロジェクト遂行のために懸命に励んで参ります。皆様におかれましては、どうか現状をご理解いただき、共感いただいたうえで、さらなるご支援、あるいは、私どもの活動を仲間の方々、お友達へ伝えていただくなど、お力を貸していただけますと大変ありがたいです。

 

●　●　●　●　●　●

 

また、ご支援者の皆さまよりいただいている「応援コメント」について、すぐに返信ができておらず申し訳ありません。いただいているメッセージは、全て丁寧に読ませていただいており、少しずつではありますがお返事を書かせていただいております。皆さまのお言葉に多くの勇気をいただくとともに、この緊急プロジェクトを可能な限り迅速に、そして必ず成し遂げねばならないと、責任の重さを感じております。

 

新型コロナウイルスとの闘いは、文字通り総力戦です。我々も、支援いただく皆さまも、どちらもプレーヤーだと思うのです。この苦境を、皆さまと力を合わせて闘い抜き、そしてかならず勝ちましょう。皆さまのご支援、重ねて御礼申し上げます。

2020.4.21 中島清一