愛する子供たちへのラブレター

家族の愛情より強いものはない。

ママからのお手紙

それが歌になってみんなの元へ

 

 

「ゆうくんへ」

 

あなたがママのところにきて

嬉しかった

やっと会えたね

そう思った

 

でも、すぐに別のお部屋に行って

病気との戦いが始まった。

どうしていいかわからなくて

ママは泣いてばかりで

病気を治してあげることもできなかった

 

真っ暗闇にいるようで

かわいそう

そう思ってた。

 

だけどあなたは

必死に戦い

そしてママたちに笑顔を勇気をくれました。

 

できないことばかりと思ったけど

そうじゃなかった

一番大事なことを

教えてくれた。

一緒に居られること。

そして名前を呼べること。

それだけで幸せだということ。

 

毎日抱っこして

大変だって言ってしまった時もあるけど

そう思えることも宝物だったね。

もっともっと

いろいろなことをしてあげればよかった。

ごめんね。

 

もうあなたはママの腕の中にはいない

してあげることがなくなってしまった

一緒に居られるのが幸せだった

 

でも今もまだあなたの温もりも

教えてくれた大切なことも残っていて

だからみんなで頑張っていきます。

 

ありがとう。

愛してるよ。

いつまでも。

 

また会えるその日まで。

もう少し待っててね。

 

ママより

 

この活動は障がいを持つ子供たちのママのお話しからスタートし、ママコニュニティの口コミで広がり、現在に至ります。

 

障がいを持つ子供たちを育てる中で、

「みんなで楽しいことができたらいいよね！」

「どんな子でも参加ができて、目標を実現することで自信を持って欲しい」

「アートを作る過程で、たくさんの輪ができてみんなが繋がれたらいいのにね」

そんなお話しをする中で、夢物語を語っていました。

その夢を、小児の障がいを持つ子供をケアする鍼灸師の先生と、その仲間のみんながお手伝いしてくれる形で大きなプロジェクトへと成長していきました。

 

ハンドスタンプアートプロジェクトの想いを表現し、たくさんの方に伝えていく方法としてお手伝いしてくれたのがエバラ健太さんでした。

メンバーの高校の同級生であるエバラ健太さんに協力依頼をしたところ、快く引き受けてくれました。

 

 

 

そして誕生したのが「いのちの花」

 

障がい児のママたちが子供たちへの想いを手紙にしてくれました。

その何十枚ものお手紙を読んでくれたエバラ健太さん。

お手紙の中から大切に１つ１つの想いのフレーズを集めて

「いのちの花」が誕生しました。

 

このテーマソングをもとに昨年は２０箇所以上の病院や施設、全国各地を

手形を集めながら、子供たちやご家族とお話ししながら回らせていただきました。

ハンドスタンプの目指すもの。

みんなが助け合える場所。

どんな子でも笑って過ごせる場所。

泣いて笑って、たくさんのお話しをして、情報を共有して、

これが当たり前の日常になればいい。

 

全国をまわる中でそんな思いが強くなっていきました。

 

 

 

たくさんのご家族からのお手紙。

そしてご家族の思いや活動を

少しづつ紹介していきます。

 

まずは知ってもらうために！