桜の襖絵修復に着手！円空仏寺宝館も第1期リニューアルオープンしました

いつも千光寺を応援くださり、ありがとうございます。千光寺は桜が先週あたり見頃を迎え、ようやく本格的な春の訪れを感じるようになりました。

４月某日、桜の襖絵が修理のため搬出されました。傷んだところや歪み具合を確認しながら、丁寧に運び出され、修理工房へ向かいました。当面、工房では現状の撮影や痛み具合の確認が行われます。

また、４月１９日（土）には円空仏寺宝館が第１期のリニューアルオープンをしました。

両面宿儺や立木仁王像を始め、当山の円空仏64体を常設展示。円空仏の配置が変わり、これまでよりも広く感じる空間で、新たなライティングも加わって円空仏のダイナミックな造形を感じることができます。キャプションも一新し、それぞれの作品をより深く掘り下げるとともに、英語表記も追加しました。シンプルな構成ながら、もっとじっくりと円空仏を堪能できるようになりました。

いただいたご支援も含めて、７月頃から第２期工事を行い、11月までに桜の襖絵設置準備、資料コーナー、ショップやエントランス改修を進めてまいります。