桜の襖絵の修復が完了し、いよいよお披露目！

朝晩冷え込むようになり、千光寺では雲海が見られる頃となりました。

桜の襖絵の修復が完了し、桜の間に戻りました。

襖絵の修復は、最終段階まで丁寧に進められ、シミや汚れが見えにくくなり、花の色がくっきりとして、幹や枝の筆のタッチがよく分かるようになりました。襖の枠も色を塗り直しました。

修復前と比べると古さは残しつつも、綺麗さが違います。

桜の間にて写真記録を撮ったのち、改修された寺宝館に移されました。

本日10月25日11時より、高山市長にもおいでいただいて除幕式を行って一般公開を始めます。それに先立ち、クラウドファンディングでご支援いただいた皆様に、こちらで少し早くお披露目させていただきます。

ようやく落ち着くところに納まり、安堵とともに、感慨深い思いがございます。ここに至るまでに、ご支援いただいた皆様のご支援と応援を心強くありがたく感じておりました。また、助言・指導いただいた先生方と市・県の文化財担当者の皆様、襖絵・建物の修復や複製制作に携わっていただいた多くの皆様のお陰様を持って、この日を迎えることがきることを大変嬉しく思います。心より御礼申し上げます。

住職　大下真海　合掌