広島の考古資料を後世に伝えたい  ー考古学研究室開設60周年記念

寄付総額

6,030,000

目標金額 4,000,000円

寄付者
252人
募集終了日
2024年11月18日

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2024年10月17日 17:00

研究室の活動報告03:広島大学イラン学術調査隊50周年記念展示「ペルシア踏査1971」

こんにちは。広島大学文学部考古学研究室です。

 

 

 

 

 

広島大学考古学研究室では、2023年に広島大学イラン学術調査隊50周年を記念する展示を行いました。

 

1971年から1979年にかけて、広島大学文学部考古学研究室の松崎寿和教授・ 潮見浩助教授はアジアにおける東西文化交流の解明を目的に、イラン学術調査隊を組織し、現地での遺跡調査を実施しました。

 

海外渡航が一般的ではなかった50年前、イランでの学術調査は冒険ともいえる挑戦でした。

 

この学術調査隊では学術メンバー以外に中国新聞社報道部の記者も同行しており、その調査活動が中国新聞で紹介されています。また、マツダ(当時、東洋工業株式会社)には、3列シート8人乗りの初代「ボンゴ」を無償貸与いただくなど、広島の方々に助けられながら実現したオール・ヒロシマでの学術調査でもありました。

 

展示では、学術調査隊発足から当時の記録や現地の写真などを交えて紹介するとともに、調査で実際に使用された道具、さらに調査によって得られた彩文土器や暗色磨研土器、バイメタル剣、石鎌などの考古資料を公開しました。これらの資料は広島大学考古学研究室に所蔵されており、展示は今回が初となりました。

 

 

 
 
IMG_4354.JPG
広島大学イラン学術調査隊50周年記念展示「ペルシア踏査1971」

 

展示期間終盤には、野島永教授の司会のもと、当時の調査に参加した古瀬清秀名誉教授や、イラン考古学の研究を行う有松唯准教授、美学や考古資料展示の観点から桑島秀樹教授(広島大学大学院人間社会科学研究科)とともにギャラリートークが行われ、調査の裏話や、美術や展示の観点からみた考古資料の価値などなど、多岐にわたるお話を聞かせていただきました。

 

雨のなか、ギャラリーの2階までも埋め尽くす非常にたくさんの方々にお越しいただき、大盛況のうちに記念展示を終えることができました。

 

IMG_5913.JPG
ギャラリートークの様子
 
なお、これらの展示は大学院生をはじめとする学生の手で行われ、展示構成から展示期間中の市民の方々との交流など、今後学芸員として働くうえで必要となる様々な経験を積むことができました。展示会場は広島市内のgallery Gをお借りしており、ギャラリーコーディネーターの松波静香さんをはじめとしたギャラリーの皆様のご協力のもとで開催することができました。

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