本日最終日！職員からのメッセージ

本日、ついにクラウドファンディングの最終日を迎えました。
これまでご支援いただいた皆さま、応援の声を届けていただいた皆さま、情報を広めていただいた皆さま、誠にありがとうございました。

最後に、私たちの想いをお伝えさせてください。

広島は今年で被爆80年となります。1945年8月6日の原爆による惨禍からの復興の道程の中で、久しく求められていたのは心の喜びとやすらぎの場でした。ひろしま美術館はその実現を目指して「愛とやすらぎのために」をテーマに1978年に誕生しました。以来、私たちは平和への願いを込めて、所蔵作品を、そして建物を守ってきました。

ひろしま美術館は、原爆投下後に整備された広島市中心部の中央公園の一角にあります。開館当初小さかった木立も大きく成長し、現在では緑豊かな市民の憩いの場となっているこの素晴らしい環境の中で、文化の発信拠点として地域の皆さまから愛され、また、国内外の皆さまからも高い評価をいただけるまでとなったと自負しています。

これからも私たちは、訪れていただく全ての皆さまに、快適で安心してご鑑賞いただける環境を整備し、後世につないでいく使命があります。

運営にあたっては不断の努力を一層続けていくことはもちろんですが、収入の柱である入館料収入だけでは、老朽化による急な設備の更新などには即応しきれないこともあって、このたび、初めてとなるこのクラウドファンディングに挑戦させていただきました。ご支援いただいた皆様には心より感謝申し上げますとともに、これからもどうか皆さまの温かいご支援をいただきたいと願っています。

本日23時まで、ご支援を受け付けております。 ひろしま美術館の未来のために、そして「愛とやすらぎ」の空間を次世代へとつなぐために、最後の最後まで、皆さまのあたたかいご支援を賜れますよう、心よりお願い申し上げます。