箱根湯本芸能組合さんに食品をお届けしました

コロナ禍で世界的な観光地箱根は大打撃を受けた。いまだに外国人はもちろんの事、日本人観光客も少ない。

箱根の芸者さん、コンパニオンさん達は箱根の花であり、この温泉町を華やかに彩っていた。箱根湯本の芸妓組合には120名もの登録があった。

しかし、昨年来彼女達が稼ぐ売り上げは前年比がたったの1割、文字通り危急存亡の崖っぷちにいる。このままだと、コロナが去って観光客が戻って来ても、お客様を接待する芸者さん達が誰もいなくなる。現に湯河原温泉の芸妓組合は昨年解散した。

　また、意外にも芸妓、コンパニオンさん達にはシングルマザーが多い。華やかなサービスの仕事が終わって家に帰れば子育てが待っている。収入が激減して生計が立てられなくなり、子どももろくな食事ができなくなった。報徳食品支援センターは、芸妓組合に属する約30のシングルのお母さんを応援してきました。そして、引退して細々とアルバイトで暮らしてきた元芸妓のおばあさんたちも援けています。9月16日には、パルシステムさんからいただいた野菜と果物85kg、京都から来た酒米60kg、冷凍食品「鶏の唐揚げ」60個（1㎏袋）を届けました。

箱根湯本芸能組合での松芳姉妹