クラリネットパートを紹介します！

こんにちは！

北大交響楽団クラリネットパートトップの武田隼平です。

皆様、日頃より温かいご支援をいただき、誠にありがとうございます。

北大交響楽団のクラリネットパートは、1年生から4年生まで総勢14名で活動しています。

 クラリネットの最大の特徴は、その広い音域と豊かな音色です。柔らかく温かい音色から、鋭くクリアな音まで、およそ4オクターブという音域を自在に操ることができます。そのため、オーケストラではソロを任されたり、フルートやオーボエと美しいハーモニーを奏でたり、時にはファゴットと重なって低音部を支えたりと、多様な役割を担っています。

今回の定期演奏会で取り組むマーラーの交響曲第5番では、私たちが使うクラリネットがB♭管、A管、E♭管、そしてバスクラリネットと、なんと4種類すべて登場します。曲の激しい表情の動きに合わせて、楽器の持ち替えも多く、非常に多様な表現が求められます。

A管のクラリネットはB♭管と吹奏感や音域に大きな差はないのですが、抵抗感や音程が微妙に異なり、運指や息の入れ方を変えなければなりません。さらにE♭管やバスクラリネットも持ち替えるとなると、切り替えるのがとても難しいんです！

それぞれの楽器の音色を存分にお聴かせできるよう、日々練習に励んでまいります。

マーラー以外にも、今回の演奏会ではクラリネットの見せ場が満載です。

ぜひ、会場で私たちの音色をお楽しみください！