定期演奏会まであと1日！！

こんばんは。

北海道大学交響楽団フルートパートトップの福島沙樹です。

ついに、第150回記念定期演奏会の本番まで、あと1日となりました。
本日、前日リハーサルを終え、いよいよ明日に迫った本番への期待と緊張、そして感謝の気持ちで胸がいっぱいです。

この定期演奏会の最初の企画会議が開かれたのは、昨年の7月11日。それから1年以上にわたって、私たちはこの日のために準備を続けてきました。
そして、今回のメインを飾るマーラーの交響曲第5番に挑戦しようと決めたのは、昨年の夏合宿でのことでした。学生オーケストラが挑戦するにはあまりにも壮大な難曲。それでも、この曲だからこそ、150回という節目にふさわしいと信じて、深夜3時まで続いた会議の末、「150回の定期演奏会はマーラーの交響曲第5番でいこう」と決意しました。

いざ練習が始まると、その困難さを身をもって思い知らされる日々でした。
音を重ねるたびに新たな課題が見え、何度も壁にぶつかりながら、それでも少しずつ前へ進んできました。

ここまでこられたのは、各パートを支えるトップをはじめ、200人もの団員が真剣にこの演奏会に向き合ってきたからです。また、たくさんのOB・OGの先輩方が惜しみないご助力をくださり、指揮の下野竜也先生をはじめ、数多くのトレーナーの先生方がご指導に力を注いでくださいました。さらに、クラウドファンディングを通して全国から寄せられた温かいご支援と応援が、私たちの大きな支えとなりました。
この演奏会は、本当に多くの方々のお力によって成り立っています。

マーラーの交響曲第5番を演奏できる機会は、私たちの人生の中でもそう多くはありません。
そして、このメンバーでマーラーの第5番を演奏できるのは、明日が最後です。

きっと明日のステージから見える景色は、一生忘れられないものになるでしょう。

北大オケ150回の歴史に刻まれるその瞬間を、支えてくださったすべての方々とともに迎えられることを、心から誇りに思います。

明日、11月3日（月・祝）、札幌コンサートホールKitara大ホールで、この1年以上の想いをすべて音に込めて、最高の演奏をお届けします。