第150回記念定期演奏会が無事終了しました！！

北海道大学交響楽団の活動報告をご覧いただきありがとうございます。
代表の山田大晴です。

11月3日（月・祝）に開催いたしました第150回記念定期演奏会は、おかげさまで無事に終演いたしました。当日会場に足をお運びくださった皆さま、また生配信でご視聴くださった皆さま、本当にありがとうございました。

当日はホールの座席の90%以上が埋まり、多くのお客様に北大オケの音楽をお届けできたことを、団員一同とても嬉しく思っております。

さらに演奏後には「感動した」「素晴らしかった」など、あたたかいお言葉を数多く頂戴し、私たちの励みとなりました。

私は今回、全曲に出演いたしましたが、本番は本当にあっという間でした。
マーラー《交響曲第5番》を弾き終え、会場に響く拍手の中で、1年以上にわたり準備してきた日々が思い出され、胸がいっぱいになりました。

パートごとに立ち上がってお客様の拍手をいただくその瞬間、共にこの演奏会を支えてきた仲間の顔が目に入り、自然と涙がこみ上げてきました。

ここまでの道のりは決して平坦ではありませんでしたが、それぞれが北大オケのために力を尽くし、努力してきた姿を思い出し、「報われてよかった」という思いでいっぱいでした。

今回の演奏会は、第150回という節目にふさわしく、多くの新しい挑戦を行いました。
プロの指揮者・下野竜也先生への依頼、マーラーの大曲への挑戦、クラウドファンディングの実施、SNSでの広報活動、そして協賛企業への働きかけ——。
どれも学生にとって大きな挑戦でしたが、運営メンバー全員の努力によって、着実に成果を上げることができました。
これら一つひとつの挑戦が、今回の成功につながったと感じています。

また、演奏者全員の努力も見逃せません。
マーラーの第5番は学生オーケストラにとって極めて難易度の高い作品ですが、団員は日々の練習を重ね、時には自主練にも励み、真摯に音楽と向き合ってきました。
その努力が実を結び、心に響く演奏をお届けできたのだと思います。

練習の中で下野先生が仰っていた「みんなはマーラーを諦めているかもしれないけど、僕は諦めてないからね」という言葉が、今でも心に残っています。
先生が北大オケに注いでくださった情熱と信頼に応えたい一心で、団員一同練習を重ねてきました。

本番の舞台でその想いが一つになった瞬間は、言葉にできないほどの喜びでした。

今回の演奏会を通して、北大オケはまた一歩、次のステージへ進むことができたと感じています。
学生だからこそできる挑戦を恐れず、次の代にもこの熱意と勢いを引き継いでほしいと思います。

改めまして、クラウドファンディングを通してご支援くださった皆さま、そして演奏会を聴いてくださったすべての皆さまに心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

北海道大学交響楽団
代表　山田大晴