【残り１日！現在99％！】百年亭での新発見のご報告

クラウドファウンディングの期間が残すところ１日となりました。

お陰様で現在99％、ほとんど第一目標達成に迫っております！

ご覧になっている皆様ぜひとも最後の一押しを、そして期間の許す限り少しでも次の目標に向けてご支援を賜りたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします！

 

 

さて、最後の最後での新着情報となりますが、この度工事の進む百年亭で、重要な新発見がありましたのでこの場でご報告いたします。

工事にあたって解体した玄関の部材から、新たな古文書が発見されました。素人目にも「明治14年」という記述が確認できましたが、その先に何が書かれているのか、つくば市教育局文化財課の五十嵐さんに判読のご協力をいただきました。

 

 

判読の結果は、

 

「明治十四年　六月　佐野子　伊助作」

 

内容から、明らかに百年亭の創建年月と、手掛けた大工棟梁の名前が記されたものだと考えられます。この判読結果をもとに地元の大工さんにお話を伺うと、集落内の古い民家を修繕した際にこの「伊助」の名前が同様に記されていたことがあるということ、そして彼がこの地に住んでいた大工であったことを教えてくださいました。

 

この発見によって、今まで不明だった百年亭の作者と、築年数が明確となりました。築年数は推定したよりも長く、141年を数えることになります。

江戸時代が終わりまだ間もない明治期から今日まで、力強くも繊細な意匠を施されたこの建物が、大切に受け継がれてきて今目の前に存在していることに感動を禁じ得ません。

そしてこれだけの長い間、幾度もの天災や風雪に耐えうる建築技術、そして今の私たちが見てもなお美しい建築文化を培ってきた先人たちに、尊敬の念が沸き上がります。

 

今回の発見で改めてその文化的価値が明らかとなった百年亭。

残りほんの僅かな期間ですが、少しでも多くのご支援・情報拡散のご協力をいただけますと幸いです。何卒よろしくお願いいたします。