iOSアダプタの生産開始と出荷時期のご報告

　皆さんこんにちは。

　昨年８月末に本プロジェクトが目標支援額を達成して以降、仕様変更などが加わり、開発が遅れていたiOSアダプタですが、ようやく完成し、量産に入りました！
　遅くなって申し訳ありません。

　

　こちらが最終の量産試作で送られてきた製品です。

 

 

　企画当初の予定と変更となったのは、背面に「Mouse Return」の文字と切替スイッチが追加されたことです。

 

　入力はスイッチが2つまで接続できて、入力信号１は「スペースキー」で固定、入力信号２は切替スイッチで「リターンキー」と「マウス左クリック」のいずれかを選択できます。

 

 

　そして、今後販売する製品構成がこちら。

　iOS機器であればLightning端子、USB-C端子のいずれにも対応、iOS、iPadOSのバージョンは15以降で動作確認しています。

　ただし、Lightning端子への接続は専用ケーブルのみとなります。

　（Mac、Windows、Androidでは一部動作するものもありますが保証対象外です）

 

　実は、このLightning端子への対応が開発の前半で一番悩んだところでした。廃止となったLightning端子のMFI認証を、今になって取得するのも意味が無い、でも古い機種でも使いたい人はたくさんいるだろうと考えられました。一方、ライトニング接続でもOTG対応（何のことかわからない人はネットで調べてください）の接続であればスイッチコントロールが動くことはわかっていたので、その機能を搭載し、かつ充電もできるケーブルを特注することとしました。

　これで、このアダプタ１個を持っていれば「LightningもUSB-Cにも対応、スイッチ操作でも、視線操作時の決定にも対応」できます。

 

 

　充電しないときは、入力スイッチとiPhone/iPadをこのアダプタを介して接続するだけでスイッチコントロールが可能です（機器側の設定は必要ですよ！）

 

　充電するときもこのアダプタを介してできるので接続はすっきりします。

　しかもUSB-Cの充電では高速充電にも対応していますので完璧です。

　（その他のケーブル、アダプタも対応している必要があります）

 

　あとは、現在、量産試作品の1台をパナソニックのプロダクト解析センターへ送付、電波試験で問題が無いかを評価して頂いています。

昨年7月末に行った試作品での試験の様子

 

　この試験は試作品で既に１度行い、問題が無いことを確認済みです。ただ、少しとはいえ仕様が変わるわったので、念のために行うものです。（電子機器はどれでもこのような評価を行っているので、当然のことなんですけどね・・・）

 

 

　あとは、今月末に到着する製品にラベルシールを貼り、取扱説明書とケーブル類を同梱すれば完成です。

　まず一番に今回のクラウドファンディングのリターンを申し込んでくださった皆様へ「Lighitningケーブルセット」としてお送りします。

 

　出荷開始はもう少し遅れて2月10日頃となりそうです。

　発売開始まで、あと少しお待ちください！！

 

　引き続きご支援の程、宜しくお願い致します。