【２日目】中田厚仁学校ソフィア先生からのメッセージ

 

 

 សួស្តី! （スォ スダイ）：こんにちは！

学生インターンの木山七海です！

 

本日でカンボジアの小学校、アツスクールへのクラウドファンディング２日目となります！

今回の支援で貧困により、学校に通うことのできない子供たちの教育支援を行うことができます。

 

すでに8人の方から全体の11％（9万5千円）のご支援をいただいております。ご支援していただいた皆さま、本当にありがとうございます。

 

突然ですが皆さんは、アツスクールをご存じでしょうか？

実はこの学校には日本ととっても深いつながりがあるんです！

 

【アツスクールについて】

約４０年前、ポルポト政権を経験したカンボジアは長い間内戦の渦中にありました。その後、カンボジアでは民主主義を目指して自由と公正を第一に掲げた選挙に向けての準備が行われ、その中で中田厚仁さんは国連ボランティアとして当時軍事衝突の激しかったコンポントム州に敢えて赴任することを決め、住民に選挙への参加を呼びかけていました。

 

しかし、選挙まで残り数週間というところで中田厚仁さんは銃撃に遭い、亡くなってしまいます。

 

中田厚仁さんの勇気と命をかけた行動を讃え、彼が亡くなった場所に村（アツムラ）ができ、またその村にお父さん中田武仁氏の尽力で学校が設立されてアツスクールと名付けられています。

 

 

今日はそのアツスクールで先生をしておられる、ソフィア先生からのメッセ―ジをお届けします！

 

 

【ソフィア先生からのメッセージ】

アツ村は1993年4月、中田厚仁さんが銃撃を受けて亡くなったその場所に人が集まって生まれた村です。1998年、洪水が起こり、この村は壊滅的な被害を受けました。お父様の中田武仁さん（当時国連ボランティア名誉大使）が寄付を集めて食料を送る準備をしてくださっていたのですが、村人が、食料よりも子どもたちの学校を求めていることを知り、多くの方のご協力で生まれたのがアツスクールです。

 

私はこの学校で子どもたちの未来を拓く仕事をしていることを心から誇りに思います。そして、貧しい子どもたちが勉強を続けられるようサポートしてくださっていること、本当にありがとうございます。

 

カンボジアでは内戦時代のことや、中田厚仁さんなど国連カンボジア暫定統治機構（UNTAC）によってもたらされた今の平和については教育の場で十分伝えられていません。絵本『中田厚仁物語－夢は世界を平和にすること』から、私たちは多くを学びました。この絵本をベースに日本とカンボジアの子どもを対象にした平和教育について教材が生まれること、日本の子どもたちとオンラインで対話できる授業が実施されることには大きな意義があると思います。皆さんのご協力には、子どもたちとともに心から感謝しています。

 

日本とカンボジアの絆のシンボルともいえるアツスクール。そこで学ぶ子どもたちの輝く未来を支援してみませんか？

 

それでは今日はここまでにしたいと思います！同じインターンのりんかさんの分まで頑張ります！

 

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