東京地裁にて第一回期日が行われました。

皆さま、始めまして。
同意なき「社会的入院」から子どもとマイノリティーを守りたいプロジェクト実行委員会の事務局です。

クラウドファンディングがスタートし、たった1週間ですが、
とても多くの皆さまにご支援いただきました事、改めて心より感謝申し上げます。
現時点で82％の達成率となっており、応援メッセージも大変励みになります。
ありがとうございます。

以下活動報告をさせていただきます。

去る6月14日、当時13歳で本人の同意なく強制入院をさせられた原告による、精神保健福祉法33条の「医療保護入院」の違憲性を問う訴訟の第一回期日が行われました。

期日では、原告本人から意見陳述が行われ、精神科医が「本人に問題はない」「病院としては何もやることがない」と診断しながら行われた違法な強制入院の実体験が語られました。

最後に、原告からは
「裁判官の皆さまにお聞きします」として、なぜ医師が「精神障害者」と診断しただけで身体拘束のハードルが格段に下がるのかといった問いかけや、
期限もなく、弁護士を含めた外界との接触も遮断された状態は、もはや「逮捕された方がマシ」なのではないかという強いメッセージが語られました。

児童相談所と精神科医療の間でどのような連携がなされているのか。日本社会として子どもの権利を掲げながらそれに悖るような実態になっていないか。
この訴訟を通じて、真実が明らかになるよう、全力で闘ってまいります。

次回期日は9月13日(水)11時〜＠東京地裁709法廷です。

また、期日後は堀潤さんと倉持弁護士による期日報告の配信が行われました。
是非ご覧いただけますと幸いです。
▶︎https://bit.ly/3p4aWCu