【Nextゴールにむけて】

　皆さまのご支援のおかげで、本プロジェクトメンバーの誰もが考えていたよりも早く、当初設定していた３００万円という最初のゴールを約２週間で突破してしまいました。まずはここまでの熱いご支援に心より感謝申し上げます。

　ただ、プロジェクトメッセージでもお伝えしているとおり、映画制作やロビー及び調査活動等には、膨大な費用を要すため、当初の目標であった３００万円は、あくまでその費用全ての「一部」としてのご支援のお願いでした。今回、早期達成を受けて、本プロジェクトは、ネクストゴールとして１０００万円を設定させていただきました。

　いうまでもなく、さらにその先にあるゴールは、精神科医療をめぐる様々な問題に一人でも多くの人が関心を持ち、同一平面上で共生するはずの「個人」や「善き生」がこぼれ落ち、暗闇に不可視化されている現状を知り、制度改正に昇華させることです。

　ここに心を向けて下さった皆様一人一人が日々起こっている不当な社会的入院や精神科医療の問題の当事者として、社会における新たな「語り部」になってください。ネクストゴール設定にあたって、さらなる発信・取材・ロビー活動に邁進いたします。まずはこの問題を知り、語ることから、ご支援をお願いいたします。

同意なき「社会的入院」から子どもとマイノリティーを守りたいプロジェクト実行委員会
代表　弁護士/倉持麟太郎