終了の8/31まであと１週間を切りました！

去る８月１６日（水）１９時～、子どもと精神医療の実態と問題点を窓口に、堀潤×倉持麟太郎がクラウドファンディングを通じて世に問う「同意なき社会的入院」について、現場を知るゲストともにリアルイベント（＠恵比寿）を開催いたしました。

ゲストは、１０年以上の精神科病院勤務経験を経て現在は自身の事務所を中心に精神科医療の問題に取り組む精神保健福祉士の三橋淳子さん！

今回、三橋さんと共に主にフォーカスしたのは、ずばり「服薬/投薬」の問題。日本精神科医療における”本丸”といっても過言ではありません。

三橋さんが直面した服薬による突然死や孤独死のケースを皮切りに、

①精神科医療において薬の処方が「安易」かつ「過剰」である問題

②過剰な投薬を可能にしてしまえる精神保健指定医の権限が強すぎる（法制度の）問題

③投薬と紐づけられた保険診療報酬の問題

などの論点を提示していただきました。

また、そもそもバブル崩壊以後の我が国の社会における間違いを許さない社会に直面した人々の逃げ場のない感情の受け皿が精神科医療になってしまっているという、専門家だけではない「わたしたち1人1人」が作り上げた社会が被害者を生み出している現状も共有できたと思います。

質疑の時間には、三橋さんと同じ専門職の方や薬剤師の方々から、服薬の無限ループに入ってしまえば医師ですらどこから処置すればよいかわからない状態になりうるといった目をそらしたくなるような現実のお話がたくさん問題提起されました。

一方で、質疑で発言された方の中には、心ある医師の存在についても指摘くださる専門家の方々もいらっしゃってくださり、精神科医療を適切な形で適切な方々に適切な程度で届けたいという同じ目標に向けて、こうしたコミュニケーションの場がとても重要・大切であることを噛みしめました。

イベントの効果もあり、イベント前に350万円程度であったクラウドファンディングも、一気に400万円を超え、現在も伸びております。

ご寄付というご支援はもちろんのこと、この問題を一人でも多くの方に知ってほしいというのがこのクラウドファンディングの目標です。

終了の8/31まであと１週間を切りました！

拡散・告知・ご支援にどうかみなさんのお力をお貸しください