頑張ろうNOTO!石川&京都の子供達の音楽と元気を被災地に届けたい
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寄付総額

4,590,000

目標金額 3,000,000円

寄付者
159人
募集終了日
2024年10月22日

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2024年10月21日 12:22

【終了まであと1日】ジュニアオーケストラメンバー×プロデューサー対談

京都市ジュニアオーケストラのクラウドファンディングについて、本当に多くのご支援をいただき、ありがとうございます!クラウドファンディングは、いよいよ明日までとなりました。

 

私たちジュニアオーケストラを知ってもらうために、メンバーの生の声をもっとお届けしたい――そんな想いから、メンバー4名と高野裕子プロデューサーによる対談を行いました!

バックグラウンドが異なる4名のメンバーに、入団したきっかけや今回のクラウドファンディングへの想いについてなどを聞きました。

ぜひ最後までご覧ください!

 

★ ★ ★ ★

 

――今日はヴァイオリンの田井さん(大学1年)、ヴィオラの小竹さん(大学1年)、チェロの高橋さん(大学4年)、そしてコントラバスの稲場さん(大学3年)に集まってもらいました。いろいろなお話を聞いていきたいと思います。

まず、ジュニアオーケストラに入団したきっかけについて教えてくれますか。

 

田井さん(以下敬称略):僕はジュニオケに入団して4年目です。途中で1年間休団したので、実際に活動しているのは3年間になります。音楽を専門で学んでいるわけではないのですが、ヴァイオリンを4歳から弾いていて、音楽を通して色々な人と友だちになりたいなと思って入団しました。

 

稲場さん(以下敬称略):僕の場合は、すでにジュニオケメンバーだった大学の同期の友人の誘いで入団しました。通っている芸術大学ではオーケストラの授業があるのですが、授業以外でもオーケストラの経験を積みたいと思いました。京都のジュニオケは京都市交響楽団の先生方がご指導してくださるということもあり、それも魅力的でした。ジュニオケは音楽がやりたい人たちが集まっているので、芸大とは異なる熱量を感じます。

 

高橋さん(以下敬称略):私は入団して7年が経ちました。中学生の頃に両親とジュニオケのコンサートに聴きに行ったのですが、自分と同世代の人たちがとてもエネルギッシュに楽しそうに演奏している姿を見て、自分もここで演奏できたら幸せだろうなと思ったので入団しました。

 

小竹さん(以下敬称略):私はジュニオケ歴3年目になります。一時期、休団していましたが、去年の9月に戻ってきました。入団したきっかけは、高校の友人や先輩がジュニオケに入っていたからです。私は当時、在籍していた高校のオーケストラ部で活動していたのですが、最高学年になって、もっともっとオーケストラを学びたいと思ってジュニオケに入団したのです。実際にジュニオケに入団して、様々なことを学ぶことができています。

 

――なるほど、それぞれに色んなきっかけがあってジュニオケに入団したのですね。ところで、みなさんは大学生ですが、普段はどんなお勉強をされているのか知りたいです。

 

田井:僕は文学部で、国文学を勉強しています。

 

稲場:芸術大学の音楽学部で、音楽を専門に勉強しています。

 

――この4人の中で、唯一、音楽を専門に学んでいる人ですね。高橋さんは?

 

高橋:医用工学です。理系で、工学的応用を視野にいれた「脳」に関する研究をしています。

 

小竹:私は理工学部です。まだ1年なので基礎を学んでいますが、物理と化学と生物を融合させたような勉強をしています。

 

――へえ!高橋さんも小竹さんも理系女子なんですね。かっこいいなぁ。

それぞれ学んでいることも将来の夢も違いますが、こうやって色々な人たちがジュニオケで一緒にオーケストラとして音楽を奏でるなんて、とっても素敵なことですよね。

 

小竹:みんな仲良く、楽しく活動しています。

 

 

――さて、いま京都市ジュニアオーケストラはクラウドファンディングに初めて挑戦していますよね。指揮者の広上淳一さんと石川県ジュニアオーケストラのみなさんと一緒に、石川県のみなさんに私たちの音楽を届けるというプロジェクト内容です。

みなさんは能登半島地震が起きた際、どこで何をしていましたか。

 

高橋:お正月ということで親戚の集まりがあったので、ショッピングモールで晩御飯の買い出しに行っていました。ニュースはスマホで見ました。すごくショックでした。

 

田井:一家団欒の時にニュースで流れていたのですが、その時は自分の受験勉強で頭がいっぱいでした。しかし、次の日にテレビのニュースを見て驚いたのを今でも覚えています。

 

小竹:私もニュースで知りました。

 

稲場:僕は石川県にある実家で過ごしている時に地震にあいました。野々市市というところで、金沢市の隣の方なのですが、かなり揺れました。石川県ってこれまでも地震がたびたびあったのですが、その中でも一番揺れて怖かったです。

 

――そうなのですね。わたしは京都にいたのであまり揺れを感じなかったのですが、中学生の頃に阪神・淡路大震災を経験しているので、今回の能登半島地震は決して他人事には思えませんでした。

地震発生後しばらくして、京都市ジュニアオーケストラを長年ご指導くださった指揮者の広上淳一さんが、アンサンブルオーケストラ金沢のアーティスティックリーダーとして、被災地に音楽を届けていらっしゃる活動を目の当たりにし、京都市ジュニアオーケストラの事務局メンバーやみなさんと「私たちにできることは一体何だろうか」と真剣に考えました。正解が何かわからない中で、今回クラウドファンディングに挑戦することにしたのですが、いざ自分たちがプロジェクトに挑むと知ったとき、どう感じましたか。

 

田井:こういう活動って、自分にとっていつも遠いものだと感じていたので、今回このような形で自分も関わることができて嬉しいと思いました。

 

稲場:僕自身、石川県出身としてなんとか被災された方々の力になれないかと前々から考えていたのですが、このような時に「音楽家」としてできることは本当に少ないです。しかし、音楽を届けることは音楽家だからこそできることではないかと。

僕は「音楽家」としてたくさんの方々の力になりたい、恩返しがしたい。だからこそ今回の企画を絶対に成功させたいと思いました。

 

高橋:私はいつも被災地ボランティアの方々の活動をニュースで見るのですが、自分で行動はできていませんでした。自分がこのような活動に携われる経験はとても貴重だと思っています。

 

高橋さん

 

 

――確かに、実際に行動に移すのはなかなか勇気のいることですよね。小竹さんはいかがですか。

 

小竹:実際に義援金などで支援させていただくことも大切だと思うのですが、音楽の力で心が癒やされたり元気になったりする方もいらっしゃると思うんです。今回のプロジェクトがそうやって人々の心の支えになれば良いなと思いました。

 

――わたし自身、このプロジェクトを立ち上げた当初に被災地である能登半島を訪れました。地震が起きてから半年ほど経過したタイミングでしたが、実際に訪れてみると全く復興が進んでおらず、思わず「クラウドファンディングをしている場合ではないのでは」と悩むほどの光景でした。小竹さんがいま言ってくれたように、お金で支援をする方がいま求められているのでは・・・と思うこともありましたが、わたしたちにしか奏でられない音楽で少しでもたくさんの方々が元気になってくださったら・・・という思いで、クラウドファンディングを続けています。

ところでみなさんは、音楽の力って信じていますか。

 

田井:今年の夏休み、大学のオーケストラで北海道の町を回って生演奏を届けるというような活動をしました。その時、聴きにきてくださったお客様が、僕たちが驚くくらいに音楽を聴いて喜んでくださったのです。音楽を生で聴く楽しさって、やっぱりあるんだなぁとその時に思いました。

田井さん
田井さん

 

――確かに、聴いてくださっている方々の心が動くのを感じると、音楽の力って存在するんだなぁって思いますよね。

 

小竹:私も音楽の力を感じた経験があります。小学生の時に鼻を骨折したのですが、とっても痛かったんですよ。その辛い治療に耐えている最中に、自然と頭の中に音楽が流れてきて、その痛みを我慢することができたのです。よく「音楽は人の心を癒す」と言いますが、私の場合、実際の痛みが軽減される感覚がありました。

 

――とても興味深いエピソードですね。音楽の力って偉大だなぁと思います。

さて、皆さんは今回のプロジェクトが実現したら、音楽を聴いてくださるお客様にどのようなことを伝えたいですか?

 

高橋:石川県ジュニアオーケストラの交流を通して、人々の心を勇気づけられるような音楽を奏でたいです。他のジュニアオーケストラのみなさんと演奏することなんてめったにない機会ですので、とても楽しみにしています。

 

小竹:音楽が好きでない方がいらっしゃったとしても、音楽っていいな、とか、音楽の力を感じていただけるような演奏ができたらいいなと思います。

 

田井:嫌なこととか、辛いことを一瞬でも忘れられるような、そういう音楽を届けたいなと思います。

 

稲場: 音楽が好きだという気持ちや熱量……表現するのが難しいですが、そういったことを伝えられるような演奏がしたいです。

 

――そういう音楽を届けるためには、自分たちはどういう気持ちで演奏すれば良いでしょうか?

 

田井:自分たちがワクワクしながら演奏したいです。

 

稲場:メンバー同士でもっとみんなの音を聴きあったり、アイコンタクトとったり、一体感のある演奏を届けたいと思っています。被災されて辛い思いをされている方々が、僕たちの演奏を聴いた後にもっと元気になって帰ってくださると嬉しいなぁと思います。

稲場さん

 

――そうですね。演奏するときって「演奏している自分たち」のことを考えてしまいがちですが、聴いてくださる方々のことを考えることはとても大切ですよね。お客様にどのような気持ちになっていただきたいか、どのような表情で帰路についていただきたいか、そのためには自分たちはどんな練習をすればよいか……。そういったことを考えながら、日々精進できたら良いですね。音楽って自分たちから始まるものですが、自分たちのものだけではなく、聴いてくださる人々がいるからこその演奏ですから。

今回のプロジェクトを通して、そういった様々な「思いやりの心」を考えるきっかけにもなったら良いなと考えています。

今日は色々なお話を聞かせてくださってありがとうございました。これからも一緒にがんばりましょう!

 

[聞き手]高野裕子(京都コンサートホール・プロデューサー)

 

 

左から高野プロデューサー、高橋さん、小竹さん、稲場さん、田井さん

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