【第二弾】ビーチスプリントローイング 2028年悲願のメダル獲得へ
【第二弾】ビーチスプリントローイング 2028年悲願のメダル獲得へ

寄付総額

3,780,000

目標金額 3,600,000円

寄付者
163人
募集終了日
2024年2月25日

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2024年09月02日 05:53

International Rotterdam Beach Sprints 2024 〜結果報告〜

支援者の皆さま、おはようございます!コースタルローイング委員会の石橋です。


現在、オランダ現地時間は夜19時。
この時間になっても外は明るく、夕焼けは21時くらいでようやくお目にかかれます。

(写真は思わず撮ってしまった、宿舎からの1枚)

 

 

早いものでオランダ強化遠征も5日目が終了となり、現地での練習は残り明日の1回だけになってしまいました。本日は大会の結果と、この合宿で得られたことを現地よりご報告させていただきます!

 

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◆ 大会結果 ◆

〜混成(ミックス)ダブル 順位〜

池田選手/ 原選手組 全体11位

 

※現地で合流した日本選手の出場結果

椎名選手/山領選手組 全体6位
笠谷選手/冨田選手組 全体7位

 

8/30(金)にタイムトライアル(TT)、翌日の8/31(土)が1対1形式のノックアウトレースを予定しておりましたが、31日はコンディション不良のため中止となってしまいました。そのため、TTでの順位が最終結果として確定となります。

 

〜総評〜

今回のレースコンディションは、日本国内では経験したことがない特別な環境でした。

波の動きは一定方向ではなく、潮の流れも非常に早いため、多くのクルーがTTでコースから外れてしまったり、転覆する光景を目の当たりにしました。池田・原選手は潮目を読み、確実に最短コースでゴールすることを第一にTTへ挑みました。

 

狙い通りのコース取りを行うことができ、着岸まで問題なく漕ぎ切ることはできました。しかし、艇(ボート)のコントロールを意識しすぎるあまり、競技で一番重要な”スピード”を追い求めることができませんでした。トップスピードに上げきれなかったことで、トップのクルーからは1分近く離されてしまいました。

 

この反省点を生かすべく、31日のレースに挑もうと準備を進めていましたが、敢えなく中止。自然の中で競う種目なのでこの決定は致し方ないものですが、トライできなかったことは選手・スタッフ共に悔いが残っております。

 

レースでは試すことができませんでしたが、荒れた環境の中で練習を積み重ねることはできており、世界選手権前の準備としては順調に行えていると考えます。

 

 

◆ オランダ強化遠征で学んだこと ◆

レース結果自体は残念なものに終わってしまいましたが、今回遠征したことによる有意義な学びや発見をすることができました!その中でも特に共有したいポイントを3つご紹介させてください。

 

① 世界の強豪選手と同じ環境でレースをすることで、課題や反省点を洗い出せた

オランダチームからはオリンピックや世界選手権でメダル獲得経験のある選手も多く参加していました。結果的に全てのカテゴリーでTTは上位の順位を独占。

その選手と同じ条件下でTTを行い、タイムとして結果の差が如実に表れたことにより、2週間後の世界選手権だけでなく、日本のコースタルローイング界全体として何をすべきかが明確になったことは大きなメリットでした。

 

特にオランダ選手との違いで感じたのは「長さ」。もちろん平均身長が高く、手足が日本人よりも長いという身体的特徴はありますが、それを差し引いても「長く水を押しているな」という印象を受けました。

 

 

これまで私も含めて「スムーズにボートへ乗り込めるか、波の周期に合わせるか」などの競技特有のテクニックがコースタルローイングで勝ち切るために必要だと考えていました。

実際に、国内のレースでは既存の競技形態である、フラット(クラシック)ローイングで豊富な経験や能力を持っている選手が、負けてしまうケースがあるからです。

 

日本の選手達はこの技術を極めており、他の強豪国にも遜色ないものを持ち合わせています。

でも、世界に勝ち切るには、まだまだ何かが足りない。これまで追い求めていた技術だけでなく、根本的にボートを早く進める技術やパワーを身につけるべきだと感じました。

 

② ビーチでしかできない練習を世界選手権前に積み上げることができる

オランダ遠征に派遣された池田・原選手は、代表決定後も本番に向けて諏訪湖で合宿を行うなど鍛錬を重ねてきました。しかし、彼らには荒波の中で漕ぐ環境はありませんでした。

たとえ同じコースタル艇を使っていたとしても、海で漕ぐのとそれ以外の場所で漕ぐのでは、得られる経験値が全く変わってきます。いかに海での練習環境を選手へ提供していくかも、2028LAに向けて欠かせない課題となりそうだと強く実感しました。

 

もし、この強化遠征がなければ、両選手は鳥取大会以来2ヶ月ぶりに海で漕ぐことになり、せっかく練習で積み上げたものを発揮しきれない可能性は十分あったと思います。池田・原選手がイタリア・ジェノアで最高の結果を出すことができれば、そのきっかけは間違いなくこの合宿の経験だったと言えるでしょう。改めて支援者の皆さまのおかげで、最高の環境を選手に提供できたのは感謝しかありません。

 

③ 世界とのリレーションやコネクション

2023年9月にコースタルローイングが五輪種目に採用されたことで、各国で強化の動きが続々と出てきております。その動きの1つが今回参加している大会であり、他にもナショナルチームの合同合宿が頻繁に行われるようになりました。

 

競技として歴史が浅いコースタルローイングでは、どうしても交流がクローズドになりやすく、仲の良い国同士の限られたメンバーだけになってしまうケースが多いのです。

だからこそ、積極的に世界のコースタルファミリーと仲良くなり、「日本も一緒に2028を目指す仲間だ」と認識されることで、競技力向上のきっかけを引き出すことができるはずです。

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やればやるほど、知れば知るほど、課題が見えてくるのがコースタルローイング。

「オランダでの経験があったからこそ、2028年のLAでメダルを成し遂げられた」と言えるためにも、一歩一歩前進するのみです!最終日の練習も悔いなくやり切ってきます!

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