臨時キャンプの帰還民の方々の状況

強制送還を恐れてパキスタンからアフガニスタンへと帰還する方の数は１日200人から17,000人へと激増しています。
この帰還民の方がたは、3～5日程臨時受け入れキャンプに滞在した後、各々の出身地へと帰ってゆきます。しかし、数十年にもわたって避難生活をしてきた方の中には『帰る』と言える出身地や滞在する所が無く、キャンプに留まらざるを得ない人びとも多いのが現状です。

帰還する人びとは所持品や資金を十分に持つことができず、脆弱な状態で冬を迎えなければなりません。支援ニーズは既に足りない状況ですが、今後増え続けることが予想されます。

国境の町・トールハムに設置された臨時受け入れキャンプで調査したジェンスタッフが撮影してきた現場の写真をご覧ください。

ジェンは最も脆弱な立場にある方々の支援ニーズに応えるための支援を実施します。
引き続き、皆さまのご協力とご支援を、お願いいたします。