
支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 106人
- 募集終了日
- 2021年6月30日
ミャンマーの今:教育事情
いつも応援ありがとうございます、国際医療連携機構です。
今日はミャンマーの現在の教育事情について、現地からいただいた情報からお伝えしていきます。
*****
ミャンマーの教育制度は教育省によって運営されており、イギリスのシステムに基づいています。その教育制度は基礎教育と高等教育から構成されており、基礎教育は初等教育と中等教育、そして高等教育は大学および専門機関になります。
初等教育は、基礎教育の最初の段階であり、修了まで5年かかります。現在の学校教育としては初等教育が終わるまでが義務教育とされています。
中等教育は中学校 (6 年生から 8 年生まで) と高校 (9 年生から 12 年生まで) に分かれています。高校課程を終えると、学生は大学入試に臨みます。英語ではMatriculation exam(入学試験)です。 600 点満点中 500 点以上の点数を取ることができれば医学部や工学部などの専門機関や大学へ進学することが保証されます。成績順で選択できる学部が異なります。
多くの人々は、公立の学校、寺が運営する学校、および民族教育を行う学校、そして数は少ないですが都市部の富裕層のための私立の学校によって教育を受けています。
ミャンマーには私立大学は存在しません。そのため私立学校で学んだ生徒は入学試験を受けることが許されず、また大学や専門機関に入学することも許されていません。そのため、私立学校で基礎教育を受けた者はシンガポール、マレーシア、オーストラリア、イギリス、アメリカ等で高等教育を受けることになります。
2021年2月1日に発生したミャンマーでの現在の軍事クーデターにより、政府職員の過半数が市民的不服従(Civil Disobedience Movement: CDM)を実行しています。
CDMを行う者の中にはミャンマー全国で教える教師がおり、そして諸外国の政府交換プログラムにより海外で学んでいるさまざまな職種の研修生がいます。医師、看護師、技術者、研究者、スーチー政権によって組織された各省庁の公務員などです。すべての人がミャンマーのために必要な人々です。CDM運動に対して、軍事政権は教師や CDM活動者に対して令状の発行し、不法な逮捕および拷問、不当な雇用解雇、そしてその家族を脅しています。解雇された教師の私立学校への就職を禁じ、私立学校にはCDM活動者を教師として雇わないよう命じています。
生活のさまざまな側面から、多くの非人道的な方法で圧迫しています。そのため、ミャンマーの CDM 活動者のほとんどは家を追われ、身を隠しているのが現状です。
基礎教育の場合、正式な学校の開始日はその年の 6 月 1 日です。そしてその登録期間は、開始日の 1 週間または 2 週間前から始まります。
軍事政権はあらゆる手段を使って6月の学校を開始しようとしているが、数人の学生しか入学登録を行っていない状況です。
ヤンゴン市内の多くの公立学校の校舎や敷地内には地方から動員された軍隊が占拠しており、勉学できる環境ではありません。
保護者は国中で発生している政治的混乱や銃撃、爆発、それに追加してCOVID-19からの子供の安全について大きな懸念を持っています。保護者たちは独裁による教育システムを信用していません。子供たちの安全が保障されないからです。
ー閉鎖された教育機関ー

中等教育機関も同じような状況です。
高等教育機関では、ほとんどの教師はCDM活動を実施しています。そのため医学部は休校のままで、多くの医学生が、国民統一政府教育保健省 (NUG) が提供するオンラインコースを受講し始めています。NUGには多くの医学部の教授も参加しているため教育の継続的な提供に尽力しています。
そのほかの学部の大学生については、その大多数はZ世代 (Gen. Z) で、さまざまな形の抗議行動を主導しています。またそれぞれの学部の特性から国中の地域コミュニティを支援するボランティア活動を行っています。外国のNGOによる食糧支援の手伝いや児童に対する教育支援などですが、彼らが行ったボランティア活動は政治的な活動とされ、多くの学生が逮捕され、拷問を受け、軍隊によって射殺されています。
一方で、ミャンマーには軍の運営する教育機関もあります。そのため約10%の学生は軍事政権が提供する授業に参加しているとされています。
そんな中、多くの子供たち、学生の安全に学ぶ機会は奪われています。
-閉鎖された幹線道路ー

リターン
3,000円
3千円ご支援
・感謝のメール
- 申込数
- 54
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年8月
10,000円
1万円ご支援
・感謝のメール
・活動報告書
- 申込数
- 36
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年9月
3,000円
3千円ご支援
・感謝のメール
- 申込数
- 54
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年8月
10,000円
1万円ご支援
・感謝のメール
・活動報告書
- 申込数
- 36
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年9月

福岡県宇美町が災害派遣トイレ網に参加、町民の命と尊厳を守る!
- 現在
- 310,000円
- 寄付者
- 10人
- 残り
- 41日

綾部市が災害派遣トイレネットワークに参加、市民の命と尊厳を守る
- 現在
- 1,020,000円
- 寄付者
- 38人
- 残り
- 41日

能登町復興支援のために、高校生がボランティア活動に行きたい!
- 現在
- 284,000円
- 支援者
- 21人
- 残り
- 10日

長野県初、御代田町が災害派遣トイレ網に参加、町民の命と尊厳を守る!
- 現在
- 910,000円
- 寄付者
- 31人
- 残り
- 10日

富田林市が災害派遣トイレネットワークに参加。清潔なトイレを避難所へ
- 現在
- 1,120,000円
- 寄付者
- 25人
- 残り
- 17日

病院一丸となって、災害から静岡の未来を守る!DMATカー買い換えへ
- 現在
- 13,224,000円
- 寄付者
- 152人
- 残り
- 8日

北朝鮮向けラジオ放送「しおかぜ」|マンスリーサポーター大募集
- 総計
- 166人

ダバオ日本語塾
- 支援総額
- 610,000円
- 支援者
- 31人
- 終了日
- 2/27

少しでも不安を取り除ける空間を|周産期センターのリニューアルへ
- 寄付総額
- 12,460,000円
- 寄付者
- 582人
- 終了日
- 1/29

こぼれ落ちていく命を1つでも多く救う。動物病院の設備を拡充
- 支援総額
- 10,118,000円
- 支援者
- 667人
- 終了日
- 3/31
僧帽弁閉鎖不全症で余命が迫るジョニーを助けてください
- 支援総額
- 526,000円
- 支援者
- 80人
- 終了日
- 5/12

がんの「手遅れ」をなくしたい-血液診断ですべてのがんに早期発見を-
- 寄付総額
- 10,195,000円
- 寄付者
- 480人
- 終了日
- 4/23

ほじょ犬育成応援プロジェクト2024|補助犬が当たり前にいる社会へ
- 寄付総額
- 10,340,000円
- 寄付者
- 597人
- 終了日
- 12/25
コロナ禍に負けずに頑張る飲食店に救いの手を。
- 支援総額
- 250,000円
- 支援者
- 29人
- 終了日
- 12/24











