マリー秋沢の父、退院のご報告と新刊のお知らせ

皆さん、ご無沙汰しています。マリー秋沢です。
お元気でいらっしゃいましたか？

実は今年春に、父が股関節が痛むと言い出しました。
調べてみると、なんと軟骨がすり減っていて痛みが出ているとのことでした。
痛みが悪化して、６月には杖なしでは歩けなくなっていました。

本来なら歳も歳だしそろそろ仕事も引退して、ゆっくりしようか。
そう思うのが普通でしょうが、父はちがいました。
できれば痛みをなくしたい。そしてまた杖なしで歩きたい。
なんならゴルフだってプレーしたい。仕事も続けたい。

そんな父の決断は、人工関節の手術を受けることでした。

ところが、大阪でも腕の良いドクターは３ヶ月待ち。
果たして父は、常に激痛が走る毎日、がまんできるのでしょうか？

痛みが増すと糖尿病の数値、ヘモグロビンA1cも上がりました。
食事でコントロールしようとしても、効果はありませんでした。

また、父は８６歳にして、インスリンは今まで一度も打ったことがなかったのですが、
痛み止めを飲んでいても続く毎日の激痛と、食欲もなくなって日に日に痩せていく父を見て、

思い切り、インスリンを打って血糖値を下げる決断をし、手術当日まである程度、体重を増やせる炭水化物も少しは食べてもらいながら、父の食欲を保ち、健康を維持して待つことにしました。

今までインスリンを打ったことがなかった父だったので、インスリンについて熟知しながら、糖質を減らしてある程度食事をコントロールする患者さんも受け入れてくれる、宝塚の逆瀬川にある、俵本先生の俵本医院にお世話になり、少しづつ、インスリンに慣れていきました。（ちなみにこちらのクリニックには、５０歳に糖尿病になり、８５歳の今も現役医師の父を救った食事法の本を待合室に、置いてくださっています）

俵本先生のおかげもあり、９月の初めに入院し、手術、そして、なんと通常は１ヶ月入院するところが、父は２週間で退院してきました。８６歳でそんなに治りが早いの？！！入院中は、差し入れのツナ缶、鯖缶などを食べ、パンやご飯などを極力少なめに摂取しタンパク質の量を比較的多めに摂り、それらが食べなかった炭水化物の代わりのカロリーとなるように考えて、食べたと言います。

手術前の栄養状態や、入院中のタンパク質リッチな食事（差し入れの中から）で、おかげさまで治りも良くて、１０／１から仕事、完全復帰しました！

１０／１９は父の８７歳のお誕生日。また、新たに心身ともに元気になった父をどんなふうにお祝いしようか？考え中です。

そしてそんな中、なんと明日、私の新刊、「受験メシ！」三笠書房が書店に並びます。今年は父が溺愛している孫の大学受験の年でもあり、思い入れのある書籍を出版する運びとなりました。

食事の基本は血糖コントロール。受験の時期だから、心身ともに元気でいられる食事を食べてもらいたい。そんな親御さんの気持ちに寄り添う本となりました。時短レシピも載っていますので、是非、活用してもらえると本望です。

明日から書店で見たら、是非、手に取ってみてくださいね。♪( ´▽｀)

これからだんだん寒くなってくるので、皆さん、風邪などひかないように、お身体、ご自愛くださいね。


それでは、また、メッセージしますね。
いつも父のこと、私のこと、応援してくださり、心からありがとうございます。

感謝
マリー秋沢