7月10日現在 支援活動の概要報告

みなさま、ご無沙汰しております。

 

その後のJUST Myanmar 21の活動状況を、現在進行中のものを手短に報告させていただきます。

 

まずは、タイのパートナーであるINEBへの送金についてです。現時点でINEBには2,200万円を送金しています。INEBはタイ・ミャンマー国境に逃れてきている国内避難民への支援と、ミャンマー国内の支援活動の両方を進めています。国境沿いには、ミャンマー国軍の空爆などから逃れてきたカレン州とカヤー州からの国内避難民がいます。これらの人々への緊急支援をおこなっています。一方、最大都市ヤンゴンとマンダレーへの支援については、主に医療活動と不服従運動(CDM)参加者への生活支援に当てられています。それぞれの具体的な内容については、後日、その詳細を皆さまにご報告いたします。短期間に巨額の支援金をINEBに送ることができましたが、この支援金をINEBがミャンマー現地で効果的に活用し、報告書を作成するには時間がかかります。INEBからの実施報告が届くまで、もうしばらくお待ち願います。

　

このほか、ミャンマーの諸団体へ計250万円を届けました。これには先日報告させていただいたチン州ミンダへの50万円の支援も含まれています。（その報告はこちらをご覧ください: https://readyfor.jp/projects/justmyanmar21/announcements/170456）

 

加えて、CDMの犠牲者の遺族の中で生活費に困窮している家族を特定し、支援金を送り届けました。遺族１世帯あたり毎月30万チャットを支援しているグループがあり、私たちの支援金により約33世帯分の支援に充てられました。まだわずかですが、必要とされるところにピンポイントで支援するということを小規模ながら実現することができました。ちなみに、今月初旬に200万円弱を国内避難民への支援を続けている３つの団体に届けました。

 

今後も引き続き、現地の人々の身の安全を最優先に、支援活動を続けていきます。活動の詳細は後日まとめて報告いたします。可能な時はプロジェクトの個別報告もさせていただきます。現地の組織および支援対象者に関し、個人を特定するような情報を公開することは現時点ではできませんが、将来、政治状況が改善し、全ての情報を皆さまに公開できる日が来ることを信じています。

 

皆さまが支援してくださったクラウド・ファンディングのプロジェクトの舞台裏についてReady Forが記事を作ってくれました。ぜひ下記のリンクよりインタビューをご覧ください。
クーデター下のミャンマーへの緊急支援。クラウドファンディング成功のカギは、情報の“透明性”と“信頼”

 

最後までお読みくださりありがとうございました。どうか引き続きよろしくお願い申し上げます。

 

JUST Myanmar 21 発起人一同

 

（この新着情報が支援者にメールで送られた時、タイトルの日付が間違えていました。7月10日に訂正させていただきました。）