活動報告（13）

皆様におかれましては、ますますご健勝のことと存じます。

GW明け以降、しばらくご無沙汰していましたが、すっかり盛夏、お盆を迎える頃となりました。

COVID-19も少し落ち着いたとはいえ、ワクチン未接種の方を中心に、7月から始まった第11波では少なからず重症者も見受けられます。まだまだ油断は大敵です。

おかげさまで本研究「COVID-19以外のウイルス性疾患、その実態の把握をめざす研究へ」における遺伝子解析は少しずつではありますが。進みつつあります。検体からのウイルス遺伝子などの収量が少なく、調整を要していますが、いましばらく結果をお待ちください。

その間に、関連演題2つが今秋におこなわれる「国際インフルエンザおよび関連する呼吸器ウイルス学会：The International Society for Influenza and other Respiratory Virus Diseases (isirv)」総会での発表演題に選ばれました。この学会はインフルエンザを中心に、RSウイルスや新型コロナウイルスなど呼吸器ウイルスを主な対象とする学会としては、最も権威のある学会かもしれません。このクラウドファンデイングが始まる際に、ぜひこの学会参加のためにも寄付にご協力をお願いしたいとお伝えしていたものです。

私はほぼ毎年参加していますが、今回は2年に1回の大きなMeetingで第12回：Options XIIの名称で、オーストラリアのブリスベンで9月29日から10月2日まで開かれます。昨年、一昨年のシアトルやアイルランドより近くてホッとしています。世界中の名だたる研究者、米国CDCなど公的機関、そして製薬メーカーの多くも参加する最先端のイベントで、久しぶりに2演題応募して、2演題とも受理されたので喜びもひとしおです。ひとえに皆様のおかげです。改めてお礼申し上げます。

これからもしっかりと研究、そして成果をフィードバックしながら、前進してまいります。

また報告いたします。

引き続き温かいご支援、ご協力を賜りますように、どうぞよろしくお願いいたします。