昨年参加してくださった保護者さんからのメッセージと生徒作文を紹介します

◯2023年のキャンプし参加してくださった保護者のお一人からメッセージをいただきましたので紹介します。

　昨年参加した保護者です。
　子ども２人が「学校に行きたくても行けない」と言い出してから、相談先も手詰まりで、自分にできることは何だろう…無力になっていた時に、キャンプの開催を知りました。
　まず、校長先生（代表理事）がお子さんの不登校を告白されている事に驚きました。何故なら私は教員をしており、同僚に子どもの不登校を話せないからです。
参加する時、子ども達は隠岐の島行きのフェリーの中で、不安と人に会う恐怖で落ち込んでいました。そんな子ども達が、隠岐の島の自然の中で、スタートアクティビティを終える頃にはみるみる表情が明るくなり、聞いたことないような大きな声ではしゃぎ、笑っていました。無邪気に遊んでいた保育園の頃以来の笑顔でした。
　その日の夕食の時に、スタッフの方や、島のボランティアの方々に、どこにも誰にも言えなかった親の気持ちを初めて話すことができました。
　１年近く経った今、子ども達が自分の帆にあった「風」を待っているのだろうと、信じて待っていられるのは、キャンプで見た子ども達の笑顔と、全て受け止めてくださったスタッフ、学生、ボランティアの皆さんと隠岐の島の自然があるからだと思います。

◯2023年のキャンプに参加し、今は学校へ行っている中学生が小学6年生の時に書いた作文を紹介します