Vol.118 ファルケン優勝、おめでとうございます😜

　ファルケンポルシェがニュルブルクリンクで総合優勝しましたね。伝統の24時間レースではなく、NLS（ニュルブルクリンク・ロングディスタンス・シリーズ）と呼ばれるシリーズです。

　NLSで使われるのは24時間で使われるフルコースとやや異なります。2コーナーのレイアウトが"やや"異なり、グランプリコースでは、最西端のヘアピン（僕がスタート直後にコースアウトしたコーナーです😜）まで使用しますが、NLSではその手前でショートカットします。

　とはいえ、2コーナーは大回りするので、ラップタイムもほとんど変わりません。ショートカットした分だけ距離は短くなりますが、2コーナー複雑になったことで、ほぼ相殺ですね。

　難攻不落のノルドシュライフェには変更がありません。そう、そのNLSでファルケンタイヤが綜合優勝したのです。

　僕も長い期間、ファルケンカラーで戦っていました。いまでも破られていない日本人最高位の総合5位を記録したのもファルケンカラーのスカイラインGTRでしたし、レース中に総合3位のタイムを記録してしたのも、ファルケンカラーのスープラGT500仕様でした。相方のクラッシュがなければ、日本人初の表彰台だったかもしれないんですけどね(笑)

　だからこそファルケンタイヤの総合優勝は悲願なんですね。

　となれば、純和製タイヤとしては、トーヨータイヤに期待が集まりますね。僕はトーヨードライバーとして世界を転戦していたシーズンがありました。その話はまた今後に譲りますが、知恵と技術で性能を磨き込んでいく。ファルケンやトーヨーの姿勢には素晴らしいですね。
　まずはファルケンにおめでとうの言葉を贈ります😜