今年も間もなく、収穫時期を迎えます！

皆様

一年のご無沙汰でした。気温が高かったり、急に涼しくなったり・・・今年は3月頃から気候が定まらない気がしますが、お変わりないですか？

こちらは、お陰様で長～い冬を乗り越え、数々の難局をかいくぐって、『きくらげ』菌床を今年も棚に並べることができました！！！

その数、1050床。

これまでで一番多い数です。

何故この数になったか、といいますと、ちゃんと訳があります。

信州御代田の冬が、大変厳しいからです。

最低気温がマイナス18度・・などということもあり、最高気温すらマイナスになることもザラなのです。

その為、御代田は大体、10月～３月の間は暖房が欠かせません。この間、わがハウス内では椎茸栽培をしてきました。昼間は（外気温度にもよりますが）それほど暖房をたかなくてもすむのですが、夕方から朝にかけてはハウス温度を15度くらいに保つため、ずっと暖房機を作動させたままになります。

うちのハウスでは、灯油仕様の大型暖房機をつかってこれまで対処してきました。が、昨今の燃料費高騰が響き、椎茸栽培を頑張れば頑張るほど、”赤字”になってしまうという悪循環に陥りました。

そこで、思い切って10月～3月は『休む』。椎茸は、暖房を余り使わずに済む4月と9月だけの栽培とする。

その代わり、夏のきくらげをしっかり栽培し結果を出していく、という方針に切り替えることにしたのです。きくらげ菌床数を増やしたのは、そういう訳です。

さて、このやり方で果たして、きのこ事業を継続していくことが可能かどうか・・。今年の夏が正念場、となります。

皆様に良いお知らせができるよう、祈りつつ努力します。

三美きのこ・ハーブ園//谷澤　京子🍄