海で遊び趣味を楽しんだ三世代の家

仙台市荒浜の元住民で「記憶の中の住まい」プロジェクトで聞き取りに応じて下さり、又、今回の冊子への掲載にも同意して下さった元）東北工業大学教授/現）有限会社ジーマデザイン代表　中島 敏様から支援と共に応援のメッセージをいただきました。

「仙台市若林区荒浜では、大変お世話になりました。その時に描いて頂きました図面は、時々見て、懐かしく思っております。記憶が日々薄れる中で、私の唯一の想い出となっており、多分私が成仏した折、子供や孫達の記憶の中に残るものと確信しています。

暑くて日々の活動大変ですが、御健闘を心より労いたく思います。ありがとうございます。」

中島様のお住まいは「海で遊び趣味を楽しんだ三世代の家」と題して、冊子に掲載されます。

夏になると海水浴客で賑わう海水浴場のすぐ傍らに暮していらっしゃいました。

400坪の敷地の畑で野菜を作り、梅干し、自家製味噌も作っていました。

聞き取りの時、最後に空に向かって「あの味噌がもう一度食べたい！」と叫んでいらしたことが思い出されます。

そんな確かに海辺にあった26の暮らしを冊子にして、後世に伝えていきます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　配置図・間取り図