第一目標達成のお礼と、ネクストゴールに挑戦する理由と想い

1月18日にスタートした私たちの初めてのプロジェクト。『猫の日』を前に本日2月21日、第一目標である300万円を達成することができました。ご支援いただきましたたくさんの皆さまに心から感謝申し上げます。

 

元日に能登半島地震が発生し、「こんな片田舎の小さな団体に目を向けてくださる方はいないのではないか」とスタートの時期を遅らせることも考えました。しかし、昨年10月から多くの慣れないことの準備をコツコツと進め、ようやくスタートラインに立ったのだから、「私たちにできることでやってみよう！」とスタートさせました。

 

応援メッセージやメールから本当にたくさんの方々が、外で暮らしている猫たちの現状に心を痛め、『なんとかならないか』という思いでいらっしゃるのだと、改めて知らされました。微力ながらも保護活動をしている私たちに力を与えてくださり、しっかりと応えていかなければならないという気持ちでいっぱいです。

残りの期間はネクストゴール450万円を設定し、最後まで挑戦を続けさせていただきます。

ネクストゴールでいただいた支援は当初の予定通り、引き続き保護した猫たちの適切な医療費として大切に活用させていただきます。450万円に届けば保護した子たちのおよそ1年と5ヶ月分ほどの医療費に充てることができます。

 

 

「まだ金集めするのか」

 

という感想をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、引き続き挑戦する理由は大きく二つあります。

 

一つ目に、保護活動での医療費というものは本当に毎月毎月大きな負担となり、団体の自費で賄いきることは本当に厳しいということです。

これまでも動物病院には支払いを待っていただくことも、何度かありました。

最近保護した子にも血液検査やレントゲン検査などで数万円かかり、そういった子は月に一頭だけということにはなりません。

 

これから迎える猫の出産シーズン、仔猫の季節には毎日のように、そして一度に5頭、６頭の保護依頼などもきますので、自分達だけで資金を捻出するのが難しい状況であることをご理解いただけましたら幸いです。

 

そしてもう一つの理由は、このクラウドファンディングを通して多くの方に仲間になっていただき、みんなで猫問題を解決していきたいということです。

猫の課題について知らない方にはぜひ実情を知っていただき、猫との共生について考えていただく第一歩になれば、と思っています。

また、大きな社会問題となっている高齢者と猫についても、猫をいたわる優しさで不妊去勢手術をせずに猫に餌を与えるという行為が、結果的にご自身の地域での孤立や、『飼い主のいない猫』にさせてしまうかもしれないという危機感を持ってほしいことを広く伝えていかなければならないと思っています。

 

猫も人も幸せに暮らせる社会を目指し、皆さまからのご支援や応援を力に変え、これからも『不幸に消えていく命をもう増やしたくない』思いを胸に活動を続けてまいります。

 

どうか問題を解決する活動を、ご支援を通して仲間となっていただき、応援いただけましたら嬉しいです。

最後の最後まで、引き続きどうぞよろしくお願い致します。

 

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今日のナナちゃん

´『芸は身を助く』の巻