海が変わっていく。海獣とヒトが共に生きるため、いま、調査が必要です
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寄付総額

10,653,000

目標金額 5,000,000円

寄付者
674人
募集終了日
2025年7月31日

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2025年06月30日 12:00

学生による海獣類オススメ本

クラウドファンディング開始から2週間が経ちました!

たくさんの方にご支援いただき,本当に感謝しております!!

 

今日で6月も終わり,あと1ヶ月ですが,最後まで頑張りますので,引き続き応援のほど,どうぞよろしくお願い致します.

 

さて,今日は学生たちからおすすめの本を挙げてもらいました(発行年順に並べてみました).

 

 

「クジラとイルカの図鑑  オールカラー世界のすべての鯨類 (地球自然ハンドブック)」(マーク カワーディーン 著,日本ヴォーグ社,1996年)

たくさんの鯨種について知ることができる1冊なので,イルカやシャチから鯨類全般に興味を持ち始めて,中学生時代,初めて知る内容が多くてワクワクしながらページをめくった思い出があります.
今になっても改めて知ることがあったりするので,気分転換に読んでいる1冊です.
パット思い出したいときなどに,辞書的な役割で使える部分もあります.

 

 

 

 

『オルカ 海の王シャチと風の物語』(水口博也 著,早川書房,2007年)

 

小学6年生の頃,初めて名古屋港水族館に行ったことをきっかけに,自分の中でシャチブーム(かなり熱烈な)が再到来.

普及してきたばかりの通販サイトで,母と一緒にシャチの本を探していたとき,この本を見つけました.

世界的に最もシャチの研究が盛んな場所の一つ,カナダのジョンストン海峡で,海洋生物写真家である著者が研究活動に参加していた日々を書き記したエッセイです.

 

元々本を読むのがそれほど得意でなかった私は,小学生の間にちゃんと全頁読み終わることはできなかったのですが,所々かいつまみながら夢中で読みました.(大人になってから,もう一度ちゃんと読みました.)

 

小学生でも夢中になって読めたのは,ジョンストン海峡で著者が過ごした日々の日常風景や,シャチが泳いでいる様子を,映像として頭の中に思い描きながら読めたからだと思います.とても臨場感にあふれていました.シャチだけでなく,現地に生きる人々の暮らしも描かれており,ジョンストン海峡のシャチを取り巻く社会や文化,その変化についても知ることができます.

 

エピローグを締めくくる「明日、わたしはジョンストン海峡を去る。」という文が,小学生の頃すごく心に響きました.シャチ,研究者,現地の人とともに一夏を過ごしたキャンプ地を離れ,日常に戻るときの感情が,この一文から一気になだれ込んできました.

 

シャチという動物をまだ知らない方にも,おすすめしたい一冊です.

 

 

 

 

「海に還った哺乳類 イルカのふしぎ」(村山司 著,講談社,2013年)

 

私が中学生のとき、イルカに興味を持って初めて読んだ本です。進化の過程で陸から海へと還ったイルカたちの潜水能力・音声コミュニケーション・社会・脳など様々な特徴が分かりやすく書かれている、イルカ入門編にぴったりな本ではないでしょうか。本の後半では著者の村山博士がシロイルカのナックと行った音声や認知の実験の様子が語られており、動物の謎を解き明かす研究のヒントがたくさん詰まっています。

 

 

 

 

「神秘のクジライッカクを追う」(トッド マクリーシュ 著,原書房,2014年)

高校生の時に読んでいました.論文を読むのに馴染みがなかった高校時代の,イッカクについて知ることができる私の情報源の一つでした.

 

 

 

 

「おクジラさま ふたつの正義の物語」(佐々木芽生 著,集英社,2017年)

 

国際社会や文化の観点から捕鯨問題を扱った書籍です。私は海棲哺乳類の研究を始める前に、過去〜現在までの鯨と人間の関わりについて知りたいと思いこの本を読みました。捕鯨を行う日本の漁師町とそれに反対する海外の保護団体、双方を丁寧に取材した本です。テーマは重く、読むのに覚悟と体力が要りますが、鯨を通じて社会が抱える正義や倫理の衝突を考えるきっかけになる本だと思います。

 

 

 

 

海棲哺乳類大全: 彼らの体と生き方に迫る(田島木綿子,山田格 総監修,緑書房,2021年)

海棲哺乳類について広く詳しく知るならこの一冊!鯨類・鰭脚類・海牛類・ラッコ・ホッキョクグマの生理や生態について日本中の専門家がまとめています。さらに著者らが関わった研究内容についても触れられており、ページをめくるたびにワクワクします。辞書代わりに一家に一冊、いかがでしょうか?!

 

 

 

 

「アザラシ語入門 水中のふしぎな音に耳を澄ませて」(水口大輔 著,京都大学学術出版会,2022年)

 

アザラシの鳴音についての知識だけでなく、水口さんが学部生時代から研究者としてどのような経歴を辿ってきたのかについても書かれているからです。アザラシが好きな方から、大学院生まで、様々な人が楽しめる内容だと思います。

 

 

 

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