またもや乳飲み子の遺棄事件が発生しました！

6月15日の19時ごろ、マルナカ中島店に買い物に行っていた母娘が、買い物を終え、カート置き場に戻って来たところ足元に小さな段ボール箱を見つけました。忘れ物として届けようと中身を確認したところ、まだ目も開いていない乳飲み子が４匹入っていたそうです。わずか30分くらいの間に遺棄されたと思われます。

近くのホームセンターにミルクを買いに走り、そこで当会の存在を教えてもらったそうです。連絡を受け、すぐに代表が現場に駆けつけました。言うまでもなく動物の遺棄は犯罪です。警察に届けてから保健所に、そこから当会が引き出すというのが通常の流れですが、昨日は日曜日、保健所は開いていません。母乳をいつから飲めていないか分からない乳飲み子を警察に届けるのはリスクが高過ぎます。

見つけてくださった方は小さな命を守るために、直接当会に引き取って欲しいと強く希望されました。初期費用も快く負担くださいました。当会は保健所からのレスキューを優先にしているため、一般からの保護はお断りすることが多いです。しかし、このように急を要する場合や一緒に責任を負って下さる場合はお引き受けすることもあります。

体重は100gちょっとで生後数日の乳飲み子でした。今はミルボラの元で何とか元気にミルクを飲めているとのことです。発見されるのが遅かったり、気温が低かったりするとそれだけで命を落としかねません。

今後の警察の捜査で遺棄した犯人が捕まり、再犯がないように祈るばかりです。