引取り依頼のはずが、飼育崩壊により緊急保護🚨

 

🚨飼主様の長期入院により、引取り相談のはずが…
飼育崩壊のため、8頭を緊急保護！！！

この酷暑のなか、家中の雨戸が閉め切られ、室内はエアコンも使用されておらず一瞬で汗が噴き出すほどの高温と
荒れ果てた室内…
猫達は本当に全頭無事なのか…⁉️

 

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某医療機関のケースワーカーさんより、
『入院中の患者さんが8匹の猫を飼っているのですが、退院の目処がたたないため引き取ってくださる団体を探しているのですが、貴団体にて引き受けは可能でしょうか？』
との連絡を受け、飼主様の一時帰宅に合わせご自宅にお伺いする事に。

 

戸建てのご自宅は、全ての雨戸が閉められている様子でしたが、エアコンを効果的に使用するために閉め切っているのだとばかり思っていましたが、玄関に入り、そうでない事が判明！

異常なほどの高温の室内と足の踏み場も無いほど荒れて汚れた床に、幾度なく目にしてきた多頭崩壊現場が思い起こされました…

部屋に上がるのを躊躇していると、ヘルパーさんから靴は履いたままで構いませんよと促されました。

まさに多頭崩壊現場…
室内のカレンダーは、2021年のまま。

 

飼主さんの入院中はヘルパーさんがお世話を依頼されているとのこと。

 

猫達は全頭確認出来ていますか？
:7頭は見るんですが、1頭だけ見ないので、もしかすると部屋の何処かで亡くなっているかもしれません…

 

皆んな慣れているんですか？
:4匹は割と慣れているようですが、4頭はほとんど触れないです。
飼主さんには、少しだけ触らせるようです。

 

具合の悪い子はいませんか？
:1頭を除いては、ご飯の時に姿を見るので大丈夫だと思いますが、ケージで隔離している子がいます。

 

ケージで隔離しているのは理由があるんですか？
:エイズキャリアなので、獣医の先生から隔離する様に言われてケージに入れている様です。

 

あんな小さなケージに入れっぱなしなんですか⁉️

:3年半前に飼うことになって、それからずっとケージで隔離してると聞いています…

 

あんな身動きも取れないような小さなケージに閉じ込めて、虐待行為ですよ！！！
エイズキャリアだから隔離しろと言う獣医師が多いのには辟易します。
エイズは生活を共にするだけでは、感染することは先ず有り得ません！
エイズは、喧嘩による咬傷や交尾により感染しますが、避妊去勢手術済の猫間では感染することはほとんどありません。

 

この様な状況下では、命に一刻の猶予も無いと判断し、緊急保護をする事にいたしました！

如何なる事情があるにせよ、命をなんだと思っているのか！
許せません！！！

 

取り急ぎ、涼しい室内で清潔な水と食事で心と身体のケアをしてあげたいと思います…
皆んな生きていてくれて本当に良かった…
環境は変わってしまうけど、少しづつ平穏な日常を取り戻そうね😭

 

近年この様な事案が急増しており、団体の運営資金にも深刻な影響を及ぼしています。
こうした事から、団体における多頭崩壊も増加しております…

飼養をされる前に今一度、ご自身の年齢や経済状況、飼養可能な頭数など熟考していただきたいと切に願います。