星空観望会

9月27日(土)に花山天文台で星空観望会を行ないました。
雲が少ないきれいな星空で、小中高校生を含む24名の参加者と一緒に、45cm屈折望遠鏡では土星を、
小望遠鏡では月・土星・星団などを楽しみました。
参加者の方からは「こんなにはっきり見えるんだ！もっとぼんやり見えるものだと思ってました。」
「串にささったお団子に見えた。」というような感想をいただきました。

画像は、観望会終了後にボランティアスタッフの私物のカメラを45cm屈折望遠鏡に取り付けて
撮られた写真です。
2020年の画像と比べると、明らかに土星の輪の傾きが違うのがわかります。


また、暗い方を強調するような画像処理をすると、4つの衛星が写っているのがわかります。
一番明るいのがタイタンで、その近くに右からディオネ、テチス、エンケラドスが見えています。
実際に目で見た時に、私にはタイタン、ディオネ、テチスまでしか見えませんでしたが、
4つ見えた！と言っている小学生の参加者の方もおられました。

2025.09.28 野上