今日は「昭和基地建設の日」です！

 

1957年1月29日、第1次南極地域観測隊がオングル諸島（オングル島）に上陸し、昭和基地を開設することを宣言した上陸式が行われました。日本の南極観測事業にとって大切な記念日です！

 

※オングルはノルウェー語で釣針の意味。形が似ていることから命名されました。

 

オングル諸島は、大きな島としては東オングル島と西オングル島があり、昭和基地は東オングル島の南極大陸側にあります。

当初は、この２つの島はつながっていると思われていたようです。その後の調査により、狭い海峡（中の瀬戸）でわかれた2つの島で構成されていることが分かりました。

 

ちなみに上陸式が行われたのは、なんと現在の西オングル島！

昭和基地の建設候補地の１つだったそう。

しかし海から上陸しやすいことや、比較的平坦な土地が広いことなどを理由とに、現在の東オングル島に昭和基地を建設したそうです。

 

 

※『南極外史』（1981.1125）をご覧いただくと、もっともっと詳しい内容がかいてあります。古い本なので、図書館などでご覧ください📚

 

 

📷写真は昭和基地の夕景