平成３０年１０月２９日）東京医大へ第一次請求を提出しました。

本日、２４名の女性の元受験生の皆様の代理人として東京医科大学に第一次請求を行いました。

 

24名の一次請求に参加していただいた皆様は、現在、受験生であったり、他大学の医学部生であったり、すでに医師であったり、他学部生であったり、状況は異なりますが、第一次請求に参加していただくまでには、さまざまな思い、躊躇、不安を乗り越えて、請求に参加していただきました。

 

請求の内容は、①点数の開示、②差別的な得点操作があることを隠して受験させたことへの慰謝料、③受験料返還、④交通費・宿泊費（希望者のみ）です。

 

必死でまさに人生をかけて勉強して来たけれども、女性であるということだけで、点数を減点されていたことを知った時の怒りや戸惑い、屈辱を「請求」という形にし、大学側にきちんと被害の回復をお願いしたいという思いからでした。

 

第三者委員会は2017年度、2018年度で合計55名の女性受験者が本来合格ラインにあったのに不合格となったことを明かにしています。

 

大学が誠実に対応することで、女性の受験生のみならず大学の信頼回復にも繋がると思います。