リトルオレンジズ　現状報告と改修計画遅延のお詫び

こんにちは！NPO法人リトルオレンジズの代表理事、日野尚子です。

 

5月31日に終了したリトルオレンジズのクラウドファンディング

「障がいを持つ子供たちに豊かな未来と環境を！支援施設を開かれた場所へ」へのたくさんのご支援、ご協力ありがとうございました。

 

あれから2か月以上がたちましたが、クラウドファンディングでいただいた、ミラクルのような経験と、それぞれの方々への感謝は冷めるどころか、私の中で日々さらに熱いものになっております。

 

リトルオレンジズは絶賛夏休みの後半戦！✨

毎日子供たちの笑顔と元気に満ち溢れています。

 

 

ここで、クラウドファンディングにご協力いただいたみなさまにお詫びがあります。

お話していた通り、改築費の見積もりは8000万円で、改築のスタートは今年9月を予定しておりました。

自己資金3000万とみなさまからいただいた3,291,000円と

6月に入ってくる見込みの5000万円を活用し、改築を進める計画でした。

しかしながら、5000万調達の見込みが、かなりずれ込んでしまっており、9月の改築のスタートが不可能な状態に陥ってしまいました。それに伴い、予定2025年7月31日とご案内していたプロジェクト実施完了も確実ではないものになってしまいました。

 

お話していたスケジュール通りに改築を進めることができず、本当に申し訳ありません。

リトルオレンジズ代表理事として、日野尚子一人の人間として、みなさまに心からお詫び申し上げます。

 

ただ、この場所を、子どもたちのため、地域の方々のため、日本の未来のために、よい場所にしたいという思いに1ミリも変化はございません。

クラウドファンディング終了後も資金調達のため、毎日奔走しております。

計画はずれ込んでしまいましたが必ず成し遂げますので、どうぞ引き続き応援の程、よろしくお願いいたします。

 

資金調達の一環、また地域の方々との交流の場を実現していく一環として、ザ・シスコの建屋内で10月1日から障がい者就労支援B型事業所『エッグシェル』を開所すること致しました。

『エッグシェル』は卵の殻のことで、「白くてもろい、自分の殻をうち破って、それぞれの色で咲き誇っていこう！」との想いを込めました。

こちらの就労支援事業所では、クラウドファンディングの際にご案内していた通り、キッズパークの接客や運営、またコーヒー焙煎のお仕事などを一つずつ実現していきます。

 

このプロジェクトに取り組み始めてから、丸2年が経過しました。

数々の助成金や補助金に申し込んでは、いいところまで行っても結局採択されるに至らず、

申請の度に、設計の先生方が何百枚もの図面をおこしてくださっっているにもかかわらず採択されず、悔しくて悲しくて、申し訳なくて、毎日泣き明かしたこともありました。

 

その際に改築を担当してくださる設計の先生が

「日野さんのプロジェクトはサグラダファミリアだから。より時間をかけて、より多くの人たちの想いや応援が詰まったものになっていきますよ。」と優しく慰めてくださいました。

 

今回6月に資金調達ができなかった際、周りの方々に大変申し訳ない気持ちはありましたが、涙は出ませんでした。

なぜなら、私は絶対この改築を成し遂げるから。

子どもたちのために、地域のために、未来のために必ずやり遂げます。

 

計画が遅れてしまい、本当に申し訳ありません。

引き続き、リトルオレンジズの挑戦を温かく見守ってくださりますよう、また今まで通り応援していただけますよう、心からお願い申し上げます。

 

特定非営利活動法人　リトルオレンジズ

代表理事　日野尚子