あと1日！たくさんの皆様に知っていただけるように

はじめまして、一般社団法人マナティー研究所の理事を務めております、市川光太郎です。

私は、京都大学フィールド科学教育研究センターに従事していて、専門は水圏生物音響学です。

音を出す生物が「いつ、どこで、何を、どれくらい」を解き明かす研究をしています。

私は、マナティーの仲間のジュゴンの研究をすすめています。バイオロギングと受動的音響観察によって、ジュゴンの鳴音・摂餌音・尾びれ音を録音して、コミュニケーション・摂餌生態・遊泳パターン（休息、突発遊泳など）を調べています（参考文献：ジュゴンの上手なつかまえ方）。

文化人類学も併用して、漁撈実態を理解した上で、住民が無理せずにジュゴンを保護できる施策を目指しています。調査地はタイ、スーダン、マレーシア、オーストラリア、鳥羽水族館などです。

マナティー研究所には2022年から参加しており、海牛類研究の楽しさを伝えたい！と意気込んでいます。

海産哺乳類で草食なのは海牛類だけです。浅い水域で特殊な生き方をしているジュゴンやマナティーのことをもっと知っていただけるよう努めます！よろしくお願いいたします。

9/1からスタートしたマナティー保全クラウドファンディングは、たくさんの皆様の応援によって、

10月14日に第一目標170万円を達成することができました！

そして、10月19日に、ネクストゴール200万円を達成いたしました。

ネクストゴールを超えていただくご支援は、外来種の浮草の駆除、そして環境教育活動を継続するための費用として、大切に使わせていただきます。メンバー一同、心より感謝申し上げます。

このクラウドファンディングを通じて、たくさんの方にマナティーや彼らの抱える問題について知っていただく機会にできればと思っています。

あと少しで終了となりますが、最後まで皆様の応援をどうぞよろしくお願い致します。