
支援総額
目標金額 800,000円
- 支援者
- 128人
- 募集終了日
- 2020年3月31日
関係性の回復を目指して伴走します!!
今回のプロジェクトの挑戦期間も残すところ、8日となりました!現在、83名の方からご支援をいただき、目標金額の80%まで達することができました!私たちのプロジェクトにご理解くださり、応援してくださっている皆さん、本当にありがとうございます!
ご支援の目標人数も100名まで、あと17名です!最後まであきらめず、目標達成を目指していきますので、皆さん、どうぞよろしくお願いいたします!
今回も、みんなのいえに暮らす子どもとのやりとりを通して、「子育て」について考えてみたいと思います・・・。

家庭のなかで整った環境で育てれば、家族(親)との関係性を軸にして「家族」は安心で安全な場所だと子どもは、自然と認識するのものだと思います。子どもにとって家族という安全な居場所があるかこそ、外での人間関係や他人との関係づくり、コミュニティーの輪が自然と広がっていくのだと思います。
「関係性!?」と言われてピンとこない方もいるかもしれませんが、例えば近所の幼い頃からの友人や、学校、クラブ活動、習い事などの場で出会う他人との関係性がそれです。何気なく、当たり前のように感じますが、実は家族の外側に新しい関係性を築くということは、「安心」という「軸」が家庭内にあるからこそつくられるのではないでしょうか!?
自立援助ホーム「みんなのいえ」に暮らす子どもたち(若者たち)の多くが、入居してすぐ就労や学校にスムーズに入れない理由には、この関係性の「軸」が不安定だったり、過去の暮らしがそうではない環境だったと考えています。
この「軸」の回復こそが、入居して半年、1年程の暮らしのなかで、私たち大人(スタッフ)が、みんなのいえの支援として意識をしていることなのです!
ある子ども(10代後半の若者)は、この軸の不安定さから、入居した当時、落ち着きがなく、四六時中、スタッフの後を追いまわしては一方的にお喋りをして、自分の育ちやこれまでの経験を話しまくり、こちらが質問をすると自らを否定されたと感じて懸命に守りの姿勢に入る、ということを1年程、繰り返していた子がいました。
「みてみて!すごいでしょ!オレ!?」とスタッフに1日に何度も自慢話や会話を投げてきては、自分の味方であることを確認するかのような行動と、大人を追いかけまわす後追いをしていた子どもでした。それは自分にとって安心できる大人なのか、居場所なのかを無意識的に確かめているようにもみえました。
みんなのいえの日常の暮らし(子育て)のなかで、当然、嬉しいことだけではなくスタッフから注意を受ける場面もあります。関係性が希薄な子どもほど、そういう場面で出てくる言葉は、「ごめんなさい」ではなく、「でも」とか、「どうせ」とか、「これをしたら罰とかあるの?個別指導?」という発言が目立ちます。これまでの暮らしで、どれだけ自らの行動を制限され、管理されていたのか・・・心落ち着く関係性や居場所が本当になくて、毎日の生活を怯えながら生きていた様子、関係性の軸がなかったことを、そうしたやりとりの中で深く考えさせられます。

みんなのいえの暮らしのなかで大切にしていることは、子どもと丁寧に時間をかけて話をすることです。暴力でもルールでも、罰でもない、お互いの気持ちを伝え合い、嬉しい気持ち、嫌な気持ち、イライラする気持ちなどを素直に伝え合えるよう関係性を整え、それを積み重ねていくようにしています。
この積み重ねを繰り返してきたことで、この子どもはようやく世界が広がり、みんなのいえの外(離れた場所)で、新しい関係性ができるようになりました。近所の友人たちと外遊びをしたり、高校にも通い出すなど、他者との関係性の回復が育まれつつあります。みんなのいえでの関係性を軸にして、過去の経験にこだわるのではなく、今を生きている子どもの気持ちは、明日へと向かっている証だと思います。子育ては、こうして子どもの関係性をつくる場でもあるのです!
「いってきま~す!!今夜は帰りが遅くなるけど、夕飯は残しておいて!」と出掛けていく彼の背中は、3年前とは別人に思えるほど成長を感じます。
親子関係の子育ての大変さと関係性を、私たちも、みんなのいえで暮らしている子どもたちから学んでいます。そして、子どもにとって、大人(親御さん)の子育ての不安と苦悩は、目の前の子どもに返っていくこと、子育てを通して子どもの関係性も育まれていくものだと分かりました。
「明日へのマーチ」のような、子育ての難しさや大変さを話せる場、「助けて」に寄り添える場を創りたいという想いは、子育て中の親御さんの中に、私たちと同じような気持ちを抱き、悩みながらも、子どもと向き合い、必死に子育てをされている方がいるからです!
プロジェクト挑戦期間も、残り8日となりますが、引き続きあたたかいご声援とご協力を、どうぞよろしくお願いいたします!
NPO法人 光と風と夢
自立援助ホーム みんなのいえ
小倉 淳
リターン
3,000円
プロジェクトのご報告とお礼メッセージ
・プロジェクトの報告書
・お礼のメッセージ
- 申込数
- 52
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
5,000円
プロジェクトのご報告とお礼メッセージ
・プロジェクトの報告書
・お礼のメッセージ
- 申込数
- 36
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
3,000円
プロジェクトのご報告とお礼メッセージ
・プロジェクトの報告書
・お礼のメッセージ
- 申込数
- 52
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
5,000円
プロジェクトのご報告とお礼メッセージ
・プロジェクトの報告書
・お礼のメッセージ
- 申込数
- 36
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月

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